李登輝学校の教え 小学館文庫

李登輝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094057911
ISBN 10 : 4094057919
フォーマット
出版社
発行年月
2003年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,215p

内容詳細

“師”李登輝・台湾前総統と“生徒”小林よしのりが白熱対談!「人間とは何か」から「『二国論』の真意」、「歴史教育問題」まで、中国相手に一歩も退かぬ男がここまでしゃべった!「かわいそうなのは、日本の若い人は『昔の日本を悪いことをした、悪い国だった』と一方的に教育を受けていることです。日本は批判されていると思いこみ、『つまらない国に生まれたんだ』と自信を失ってる」若者へは国づくり・政治の醍醐味を語り、ジャーナリズムへは爆弾発言を贈り、そして全ての日本人へ大志を促す。“日本人よ、今こそ自信を取り戻そう!”戦後日本の歪みを正す熱きメッセージを、あなたは受け止められるか。

目次 : 第1講 日本と台湾、そしてアメリカよ、「中国の正体」を見極めよ!/ 第2講 日本人から台湾人へ、歴史の荒波にもまれて誕生した哲人/ 第3講 軍を国会を党を変え、そして中国と―民主主義国家への道程/ 第4講 リーダーの資質・資格・条件と「権力の理論」/ 第5講 日本人へ―過去の否定から脱し、現在を肯定しよう/ 第6講 世界へ―宗教、多様性の上に国家がある/ 第7講 正々堂々と日本に行って、奥の細道を歩いてみたい

【著者紹介】
李登輝 : 1923年、台北生まれ。旧制台北高等学校卒業後、京都帝国大学農学部進学。44年陸軍入隊。終戦後は台湾大学に編入、48年卒業。台湾大学講師、台湾省農林庁勤務。米国留学などを経て71年国民党に入党。72年、行政院政務委員として入閣。台北市長、政府首席等を歴任。84年副総統に指名され、88年1月、総統に昇格。96年、台湾初の総統直接選挙に当選。2000年、国民党首席を辞任

小林よしのり : 1953年福岡生まれ。漫画家。75年に「東大一直線」でデビュー。その後「おぼっちゃまくん」が大ブームとなり、ギャグ漫画に新風をまきおこし、小学館漫画賞を受賞。現在は雑誌『SAPIO』で「新・ゴーマニズム宣言」を大反響連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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よしりんへの誤解が解けた作品。  右翼...

投稿日:2021/04/17 (土)

よしりんへの誤解が解けた作品。  右翼のゴリゴリの軍国主義者だと思っていたよしりんが李登輝先生と台湾のよき理解者だったなんて!よしりん、本当にごめんなさい!  また、李登輝先生の日本と日本人への提言、大陸の経済や軍事力の分析などかなり辛辣かつ正しいことをおっしゃっている。僕自身も本書を読んで大陸に大きな期待や幻想を持つのはやめた。要は妄言と諫言のどちらを信じるかということだろう。  日本人、あるいは日本人としての自信とアイデンティティを見失っている人、また大陸の術中にはまっている人、単純にアジアの発展と平和を考えている人すべてにお勧めしたい!

boggie999 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei さん

    台湾元総統の李登輝の人となりがよくわかる1冊。世代的にも昔の日本人を思わせる方だった。今でこそ中国脅威論が当たり前のように言われ続けているが、恐らく中共、国民党の脅威とずっと対峙している方で発言一つ一つに重みを感じた。

  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️何故台湾は心地良いのか、精神文化や生活文化にも多くの同一性があることに気付きます。中華料理なのにあっさりしていて調べてみたら台湾では出汁は鰹節で取っています。大声で騒々しい人もいません。列には整然と並べます。道を尋ねれば礼儀正しく丁寧に教えてくれます。老人や小さな子供が一緒なら電車やバスで座れない事がない程皆が譲ってくれます。人として1番大切な道徳心のような民度の高さを感じてしまいます。李登輝さんは学者肌ですが、政治の世界で人身掌握術を身につけ、弱き者達をケア出来る稀有な目線の高い人です。

  • スー さん

    71李登輝氏と小林よしのり氏の対談本です。日本人として育ち日本の敗戦で国民党の支配が始まり白色テロと続く台湾の苦しみと李登輝氏の総統になってからの話など興味深く読めました。ダライ・ラマ氏と李登輝氏の来日の時に中国の顔色を伺う日本が情けない中国・朝鮮だけがアジアではない、日本の海上交通路を維持するうえで重要なのは台湾や東南アジアの国々だと再認識しました。今は台湾と良好な関係なのでもっと関係が深くなり中国を気兼ねせずに国同士の付き合いができるのを願っています。

  • えこ さん

    政治家を目指す人には、李登輝氏のようになって欲しい。本当に素晴らしい。この人がいてたから台湾の民主化が実現されたのです。自分の国を愛してるといい政治家になれるのです。日本の大陸を意識した腰抜け外交が情けない。

  • 北本 亜嵐 さん

    「アジアの鉄人」台湾の李登輝元総統。青春時代を日本で過ごした氏は大の「親日家」として知られている。だけど、それは「盲目的」な物ではなく、批判べきするところはするという「冷静な親日家」小林よしのり氏との対談形式を取った「授業」元総統のスケールかつ人間の器の大きさを知った。今後、さらに詳しく知りたい人物である。

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人物・団体紹介

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李登輝

1923年台湾生まれ。元台湾総統。農業経済学者。米国コーネル大学農業経済学博士。京都帝国大学農学部在学中、終戦のため学業半ばで帰台。台湾大学に編入し卒業。米国アイオワ州立大学大学院を経て、台湾大学教授。71年に国民党入党、72年行政院政務委員として入閣。台北市長、台湾省主席などを歴任。84年に蒋経国

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