ミステリマガジン700“海外篇” 創刊700号記念アンソロジー ハヤカワ・ミステリ文庫

杉江松恋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151803017
ISBN 10 : 4151803017
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
465p;16

内容詳細

日本1位世界2位の歴史を誇るミステリ専門誌の集大成的アンソロジー 海外の最新傑作を常に紹介し続けてきたミステリ専門誌だからこそ揃えられた豪華傑作選

【収録作品一覧】
「決定的なひとひねり」A・H・Z・カー/小笠原豊樹訳
「アリバイさがし」シャーロット・アームストロング/宇野輝雄訳
「終列車」フレドリック・ブラウン/稲葉明雄訳
「憎悪の殺人」パトリシア・ハイスミス/深町眞理子訳
「マニング氏の金のなる木」ロバート・アーサー/秋津知子訳
「二十五年目のクラス会」エドワード・D・ホック/田口俊樹訳
「拝啓、編集長様」クリスチアナ・ブランド/山本俊子訳
「すばらしき誘拐」ボアロー、ナルスジャック/日影丈吉訳
「名探偵ガリレオ」シオドア・マシスン/山本俊子訳
「子守り」ルース・レンデル/小尾芙佐訳
「リノで途中下車」ジャック・フィニイ/浅倉久志訳
「肝臓色の猫はいりませんか」ジェラルド・カーシュ/若島正訳
「十号船室の問題」ピーター・ラヴゼイ/日暮雅通訳
「ソフト・スポット」イアン・ランキン/延原泰子訳
「犬のゲーム」レジナルド・ヒル/松下祥子訳
「フルーツセラー」ジョイス・キャロル・オーツ/高山真由美訳

【著者紹介】
杉江松恋 : 1968年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。在学中は慶應義塾大学推理小説同好会に所属。翻訳ミステリを中心とした書評のほか、映像作品のノベライズも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スカラベ さん

    アメリカ発祥の月刊ミステリー小説誌の日本版『ミステリマガジン』。この創刊700号記念の短編集。厳選の16作が各々多彩な光を放つ。全てミステリーかというとそうではなく、不条理だったり幻想的だったりする作品もちらほらと紛れ込んでいる。最初は海外らしいウィットについていけないところもあったが、「憎悪の殺人」あたりから断然面白くなってくる。切れの良い終わり方がいい「拝啓、編集長様」、一捻り効いたブラックさが溢れる「子守り」、だんだんといたたまれなくなるが、最後の一言がお洒落な「リノで途中下車」あたりが秀逸でした。

  • Panzer Leader さん

    ミステリマガジン創刊700号記念のアンソロジー。初読みの作家から名前を見るのも懐かしい作家たちのバラエティに富んだ短編集は色々な味付けの料理を堪能できるバイキング料理の様。オー・ヘンリーの作品といっても全く違和感のない『マニング氏の金のなる木』が一番のお気に入りでした。

  • 燃えつきた棒 さん

    ジャック・フィニィの「リノで途中下車」が、リアルに怖かった。 たくさんの 不幸産み出し 潤わん これが日本の 道ならば〜♬〜/ IR推進法を制定して、国を挙げてカジノの法制度化に邁進しなければならないのは、それだけこの国が経済的・精神的に貧困化しているのだろう。

  • takaC さん

    16話ともぜんぶ初読み。最後にきょとんとさせられた話がいくつかあり、訳者を経由して作者の真意が正しく通じたのかどうか若干自信なし。

  • ネコベス さん

    ミステリマガジン創刊700号を記念し選りすぐりの海外短編16篇を収録したアンソロジー。5年ぶりの再読だったが実力者ぞろいの豪華メンバーだけあってどの短編も質が高く楽しめた。手紙の行き違いから異様な姉妹の間に起こる緊張感溢れるサスペンスが素晴らしいクリスチアナ・ブランド「拝啓、編集長様」が出色の出来。他にシャーロット・アームストロング「アリバイさがし」、パトリシア・ハイスミス「憎悪の殺人」、ルース・レンデル「子守り」、レジナルド・ヒル「犬のゲーム」、ジョイス・キャロル・オーツ「フルーツセラー」が面白かった。

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