基本情報
内容詳細
空港のフライトボードを見ると、同時刻に数多くの便が飛び立つことがわかる。たとえば成田空港の午前11時0分には国際線10便前後が同時出発する。このようなことは国際線、国内線を問わず大空港ではよくある話である。しかし実際には、複数の航空機が同時に離陸できるわけがない。ではなぜ、このようなダイヤが組まれるのか?また、飛行機ダイヤと鉄道ダイヤの違いは何か?飛行時間に影響を与える要因とは?そもそもダイヤはどのように作られるのかなど、「飛行機ダイヤ」についてまとめた本邦初の一冊。
目次 : 第1章 飛行機ダイヤは鉄道やバスとどこが違うのか/ 第2章 運航ダイヤと乗務ダイヤ、ダイヤを知る方法は…/ 第3章 ダイヤはどのようにして決められるのか/ 第4章 ダイヤを組む前提条件/ 第5章 飛行時間に影響を与える要因/ 第6章 路線別に見るダイヤへ影響を与える要因/ 付録 国内外のさまざまな時刻表
【著者紹介】
杉江弘 : 航空評論家、写真家。元日本航空機長。1969年、慶應義塾大学卒業後、日本航空入社。DC‐8、ボーイング747(ジャンボジェット)、エンブラエル170の機長として国内線とほとんどの国際線に乗務。ボーイング747の飛行時間では1万4,000時間という最長の記録を保持する。総飛行時間は2万1,000時間を超える。首相フライトなど政府要請による特別便の乗務経験も多い。日本エッセイストクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
杉江弘
元日本航空(JAL)機長、航空評論家、鉄道写真家、日本エッセイスト・クラブ会員。愛知県豊橋市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、日本航空入社。ボーイング747の飛行時間は約1万4,000時間を記録し、世界で最も多く乗務したパイロットとしてボーイング社より表彰を受ける。著書多数。2016年公開の
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