残業の9割はいらない ヤフーが実践する幸せな働き方 光文社新書

本間浩輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334043612
ISBN 10 : 4334043615
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;18

内容詳細

働き方改革は、けっして楽なものではない。働き方改革は、残業代を削減するためだけのものでもない。働き方を変えることは、あなたの未来をより良く変えること。アウトカム(成果)のために、モチベーションを維持し、効率よく働く。そして、「人生一〇〇年時代」をサバイブするために、よく学び、何より幸せに生きるための選択をし続けよう―。ヤフー常務執行役員として、数々の人事施策を提唱してきた著者の、「企業が勝つため」「社員が幸せになるため」の希望に満ちた働き方改革論。

目次 : 第1章 「週休三日制」は楽じゃない(週休三日と聞いて、どう思いますか?/ Show me the outcome!(成果を見せろ!) ほか)/ 第2章 ヤフー流・「幸せな会社」のつくり方(ワークよりライフが大事な時代/ 仕事は属人化させず、「組織」につけよ ほか)/ 第3章 部下の「努力」を評価してはいけない時代(成果主義は機能していますか?/ あなたは部下を正確に評価していますか? ほか)/ 第4章 現場の人事力を磨く(働き方改革=働かないキャンペーン?/ 競争力そのものが低下する危険性がある ほか)/ 終章 三〇年後、私たちはどう働くか(驚くべき「三〇年前」の通勤事情/ 技術が進歩する一方で、変わらない構造と発想 ほか)

【著者紹介】
本間浩輔 : ヤフー株式会社常務執行役員・コーポレートグループ長。1968年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、野村総合研究所入社。その後、後にヤフーに買収されるスポーツナビ(現ワイズ・スポーツ)創業に参画。2014年よりヤフー執行役員。同社においてさまざまな人事制度改革に取り組んでいる。2014年、日本の人事部「HRアワード」最優秀賞(個人の部)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hatayan さん

    週休3日制を導入したヤフーの取締役が、30年先を見据えて成果主義を正しく運用する働き方を提案。 一日本当に集中して働いたら夕方6時になると倒れるくらい疲れるはず。頑張って残業しても成果を出せなければ評価されない。社会人の学びは効率とスピード重視の、時にはずる賢さが必要なもの。マネージャーは社員の健康だけでなく良いコンディションで仕事に臨めるサポートを。制度作りは過去の事例や経験だけではなくデータを重視したい。 業務時間の効率を追求することでクオリティ・オブ・ライフを高める好循環を作る必要を訴えます。

  • assam2005 さん

    週休2日が3日になったとして、同じ業務量をこなせられるか。いかにして効率よく仕事を片付けられるかを常に念頭において実行している人しかこなせられないのではないか。所定の勤務時間中、全力で仕事をすれば残業する体力は残らないもの。どこかしら休憩し余力を残しているから残業ができる、そこを効率化することができているかが課題か。会社の思惑と労働者の思惑は一致しない。うまく会社側のメリットをぼかしているなぁと思った。この中で明石家さんまさんの言葉があったが、人間の器の違いに驚いた。スゴいわ…さんまさん!

  • としP さん

    年功序列や終身雇用という旧来の制度が、歪な日本の労働環境に繋がっている。正しい形は「成果主義」。そのためには、正社員の雇用を手厚く守る雇用制度を崩さなきゃいけない。“Show me the outcome !” そしてさらに、優秀な人たちが生活しやすく、仕事しやすくすることが大事。外資系企業だと、こういうところが多いけど、日本はまだまだ。成果は低くても、いかに会社の色に染まれるかが大切みたいなところがあるからね。

  • mitsu44 さん

    Yahooでの著者の行ってきた人事施策を中心にここ30年での働き方の変化を見る本。自分の働く環境はまだまだだなぁと改めて感じた。30年後あなたは何をしていますか?っていう最後の問いが一番かなと。30年後は60歳、果たしてどうなっているか。アメリカの老人は平均して3つのコミュニティに属しているそうですが、日本人男性は仕事以外の繋がりが希薄で寂しいおじさんになりがちだとか。今後もいろいろなところに顔を出し続けていきたいと改めて思った。

  • 中島直人 さん

    印象に残ったのは下記2点。自律的に仕事に取り組むこと。社員の頑張りを評価しないこと。そして全ての前提条件として、雇用の維持は経営責任ではないこと。これが欠けると働き方改革は推進不可能。

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