本格ミステリ作家クラブ

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本格王 2023 講談社文庫

本格ミステリ作家クラブ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065319383
ISBN 10 : 4065319382
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;15

内容詳細

今年を代表する謎はこれだ。作家・評論家が厳選した、年に一度の短編傑作選。今村昌弘「ある部屋にて」、結城真一郎「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」、潮谷験「二〇××年の手記」、矢樹純「血腐れ」、荒木あかね「同好のSHE」、白井智之「モーティリアンの手首」、道尾秀介「ハリガネムシ」。

【著者紹介】
今村昌弘 : 1985年、長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は各種ミステリーランキングで第1位を獲得し、18年の本屋大賞でも第3位に選ばれた。さらに同年、本格ミステリ大賞小説部門も受賞

結城真一郎 : 1991年、神奈川県生まれ。東京大学卒。2018年『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し、翌19年デビュー。21年「#拡散希望」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同作収録の『#真相をお話しします』が22年のミステリーランキングを席巻、23年の本屋大賞にもノミネートされた

潮谷験 : 1978年、京都府生まれ。2021年、メフィスト賞を「スイッチ」(刊行時『スイッチ悪意の実験』に改題)で受賞し、翌21年デビュー。2作目の『時空犯』は、リアルサウンド認定2021年度国内ミステリーベスト10選定会議で第1位に

矢樹純 : 1976年、青森県生まれ。2002年より漫画原作を手がける。12年「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家デビュー。19年に刊行した短編集『夫の骨』の表題作で、20年に日本推理作家協会賞短編部門を受賞

荒木あかね : 1998年、福岡県生まれ。九州大学文学部卒。2022年『此の世の果ての殺人』で第68回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナルピーチ さん

    今年の『本格王』は若手作家さん中心の短編ミステリが選り取り見取りで楽しめる7作品。今年を代表する謎はこれだ≠キャッチフレーズに七人七様の面白さがあった。今村先生はシンプルな構図で安定感ある読み心地。昨年デビューの荒木先生も周到に用意された伏線がゾッとするオチを生み出す。そして大トリは道尾先生、耳を使って体験するミステリ!最後の頁にあるQRコードを読み取り始まる動画は物凄く聴き取りづらい。音量を上げて耳を澄ましていると聞こえてきたのは…。これが「聞く」フィニッシングストロークか…心臓弱い人には要注意です

  • 雪紫 さん

    今村さん既読。大半が登場人物の心境もあってか全体的に重くどんよりした雰囲気が付き纏う。今村さん以外で言うと意外とストレートな潮谷さん、顛末を知った某人物の反応(鬼の首取った感ありそう)が気になる荒木さん(やっぱデビュー作はあれ意識してたか)、著者の言葉込みでニヤニヤ驚き出来た白井さんが個人的に好き。しかし、道尾さん読むとソブケンさんが「動かぬ証拠」で出来なかったやつ今出来るのではと考えてしまう。

  • うまる さん

    2021年のから読んでいますが、一番つまらなかったです。年間選書というより普通のアンソロジーレベルで、話題の作家の作品を並べただけって感じ。前年のレベルが高かっただけに落差が凄いです。 推し作家の矢樹さんと白井さんもなんだかな〜。矢樹さんは、なぜ今、この作品で選ばれたのか謎すぎる。これが著者の傑作だと思われたら腹立たしい。白井さんは、せっかく真相がよくできたSFミステリなのに、余計な描写が多い。暴力とか鬼畜な描写を入れなければいけないという強迫観念でもあるんだろうか。来年も同じ選者なら買わないな。

  • ひさか さん

    7編の本格ミステリアンソロジー。結城さんのゴーストレストランシリーズが良かった。シリーズを読んでみたい。他、いずれもラストであっ!となるのが心地よい。

  • のりすけ さん

    白井さんの作品目当て。期待通りでとっても面白かった。「そっちか〜〜〜い!」どれも平均以上の出来栄えだけど、今村さんと結城さんと潮谷さんは、ちょっと好みじゃなかったかな。個人の嗜好なのでお許しください。矢樹さんのホラータッチも好き。荒木さんは「新刊読まなきゃ!」となっちゃった。道尾さんは相変わらず完成度高いなぁと感心。考察の余白があってうまいと思うの。

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