世界の歴史 5 ギリシアとローマ 中公文庫

本村凌二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122053120
ISBN 10 : 4122053129
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,549p

内容詳細

オリエントの辺境から出発し、ポリス民主政を成立させ、古代世界の先駆となったギリシア。地中海の覇者となり、文化・芸術・政治などあらゆる側面で劇的な変化を遂げたローマ。人類の偉大な古典となった文明の盛衰。

目次 : 第1部 ギリシアの光(東地中海世界の黎明/ ギリシア世界の形成―新たなる飛躍/ 前古典期のポリス社会/ 二つの大戦と古典期ギリシア/ ギリシアからローマへ―ポリスの終焉)/ 第2部 ローマの興亡(エトルリアとローマ―伝説のなかから/ 地中海の覇者へ/ 第一人者とローマの運命/ 平和と繁栄のなかで―ローマ人の日常生活/ 帝国の陰影―属州の栄華と重圧/ 地中海帝国の変貌)

【著者紹介】
桜井万里子 : 1943年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科西洋史学専門課程修士課程修了。東京学芸大学教育学部教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、東京大学名誉教授。専門は古代ギリシア史

本村凌二 : 1947年、熊本県生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。法政大学専任講師、東京大学教養学部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。文学博士。欧文学術誌“KODAI:Journal of Ancient History”編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    ローマ史を主に。読ませる文章で、この時代の人々や文化に親近感を抱けた。

  • Mzo さん

    再読。ギリシャ・ローマ史が平易に記載されておりいいですね。『ローマ人の物語』を読みたくなりました…って、7年前の初読時にも似たようなこと書いてた。大作なのでなかなか手が出ないですが、いつか読みたいです。

  • KAZOO さん

    この時代になるとある程度、地名や登場人物の名前はわかってきますので比較的興味深く読んでいます。今コミック(ヒストリエ、テルマエ・ロマエ、アド・アストラなど)の世界でもこの時代のことが結構出てきますので興味を持って読まれる方が多いと感じます。ここから派生してギリシャ神話などをもう一度読み直したくなりました。

  • 金監禾重 さん

    古代ギリシャは、実はミノア文明とアテネやスパルタの時代の間に断絶があり、民族移動してギリシャに入った後者は前者の壮麗な墓を崇拝していた形跡があるという。「かつてあった先進文明と自分たち」というSF的な感覚が豊かなギリシャ神話を生み出した一因ではないだろうか。ローマの建国伝承もおもしろい。集団女性拉致事件の加害者と被害者が和解し、交互に王を擁立する王政。事実に基づかない創作だとしたら、こんな筋書きがゼロから創造できるのか、またわざわざ自国の建国神話として語り伝える内容か、と考えてしまう。

  • MUNEKAZ さん

    ギリシャ・ローマ史の復習用に読む。前半の古代ギリシャ史については、文献史料の限界にも触れながらコンパクトにまとめてあって好印象。ミケーネ文明の崩壊と「海の民」の関係などは高校世界史で感じたワクワク感を思い出した。後半のローマ帝国については、全体的に駆け足感が強く、物足りないところもあるのだが、この帝国が歴史に遺した足跡を考えれば仕方のないことかもしれない。文庫版のあとがきも含めて、バランスのとれた内容でシリーズの中でも上位に来る一冊。

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人物・団体紹介

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本村凌二

東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県に生まれる。1973年、一橋大学社会学部卒業。1980年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、2014年4月から2018年3月まで早稲田大学国際教養学部特任教授。専門は古代ローマ史

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