波のそこにも

末吉暁子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784036431304
ISBN 10 : 4036431307
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
287p;20

内容詳細

はるか海の深くにあるという、水底の国。少女タマオは、ある朝、気を失った少年をみつける。地上の国の帝だという少年は、大事な宝剣をなくしたと話し、 タマオは、少年と水族のギョイ、そして水底の姫ウシオとともに宝剣をさがす旅にでる。 末吉暁子が『平家物語』をモチーフにえがく、わだつみの冒険ファンタジー。 会員制雑誌「鬼が島通信」にて連載したものを、加筆修正し単行本化しました。

【著者紹介】
末吉暁子 : 神奈川県生まれ。『星に帰った少女』で日本児童文学者協会新人賞・日本児童文芸家協会新人賞、『ママの黄色い子象』で野間児童文芸賞、『雨ふり花さいた』で小学館児童出版文化賞、『赤い髪のミウ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞

佐竹美保 : 富山県生まれ。SF・ファンタジーの分野で多くの作品の表紙、さし絵を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    海の底にある水底の国に、幼くして波の下に消えた安徳天皇がたどり着き、いろこの宮の大王の眷属ウシオや下働きのタマオと共に失った宝剣を求めて旅に出る冒険物語。佐竹美保さんの幻想的で温かみのある挿し絵によって、水底の世界により引き込まれます。前日譚のような作品があるそうなので、そちらも読んでみたいです。

  • anne@灯れ松明の火 さん

    新刊棚で。他の作品が良かったのと、挿絵が佐竹美保さんなのに惹かれて。「波のそこにも都はありましょうぞ」『平家物語』の尼御前の言葉から、深い深い海の底に「水底の国」を創造し、冒険ファンタジーを紡いだ末吉さんはすごい。そして、その世界を見事に描き出す佐竹さんも素晴らしい。様々な苦難を乗り越えたタマオたちは皆それぞれに成長していく。子どもも、大人も、楽しめる作品だと思う。ただ、ラストがちょっと盛り上がりに欠けるようにも思う。余韻があるのはいいのだが、もう一言はあると思って、めくったら、あとがきだった^^; 

  • himawari さん

    佐竹美保さんの絵に惹かれて手に取った。あまり盛り上がりがなく、最後もそんなものかという感じ。設定は面白いのでもっと楽しく出来そうなのにもったいないなぁと思ってしまった。著者は、あの「ザワザワ森のガンコちゃん」を書いた人らしい。なるほど、これなら子供にも分かり易く、人形劇にしたらいいのかもしれない。

  • 頼ちゃん さん

    歴史ファンタジーが好きで、特に平家は好きなので、題名を見たときに、読みたいと思いました。面白かったです。途中のザンのところにページが長くさかれて、あと少しでどうやって終わらせるんだろうとおもいましたが、最後も良かったです。タマオとタイラギはその後どうなったのでしょうか?読んでいる途中に作者が亡くなって、びっくりしました。

  • バジルの葉っぱ さん

    海に身を投げた安徳天皇とおじの知盛(碇知盛)がたまたま水底の国でタマオ、ギョイに助けられたところから、はじまるファンタジー。水底の国の大王の孫娘ウシオとタマオ、ギョイ、安徳天皇、知盛で、安徳天皇が入水したあとになくした宝剣さがしの旅に出かけるのだが・・・。ひさしぶりにぐっとひきこまれる児童書を読めてうれしかった。

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人物・団体紹介

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末吉暁子

神奈川県生まれ。児童図書の編集者を経て、創作活動に入る。『星に帰った少女』(偕成社)で第11回日本児童文学者協会新人賞、第6回児童文芸新人賞受賞。『ママの黄色い子象』(講談社)で第24回野間児童文芸賞、『雨ふり花さいた』(偕成社)で第48回小学館児童出版文化賞、『赤い髪のミウ』(講談社)で第58回産

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