リンゴの心

木村秋則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784333026036
ISBN 10 : 4333026032
フォーマット
出版社
発行年月
2013年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
荒了寛 ,  
追加情報
:
141p;19

内容詳細

命がけでリンゴの完全無農薬栽培に挑んだ木村秋則氏と天台宗の大僧正である荒了寛師が対談。自然と人間が、共に生かし、生かされ、生きていくには―「奇跡のリンゴ」に学ぶ究極の人生訓。

目次 : リンゴにも心がある?/ 食べものは心に影響を与える/ 生かし、生かされ、生きる/ 神仏の操り人形/ 無農薬栽培への挑戦/ 絨毯のような山の土/ 「リンゴを実らせてください」/ 自然の摂理に適った「お手伝い」/ 農薬と肥料の魔力/ ノウハウではなく姿勢を育てる/ 心を育てる/ 「幻の城」に導かれて/ 幸せの尺度/ 「求めざるに自ら得たり」

【著者紹介】
木村秋則 : 1949年(昭和24年)、青森県中津軽郡岩木町に生まれる。青森県立弘前実業高校商業科卒業。1968年、高校卒業と同時に上京してトキコ(株)に入社するも翌年秋に実家の都合により退職、帰郷する。農作業に従事するかたわら、岩木町農業協同組合の金融業務に携わる。1972年に木村美千子と結婚して木村家へ養子入り、家業のリンゴ栽培を始める。1978年4月からリンゴの無農薬・無化学肥料栽培を開始。現在、(株)木村興農社の代表を務めるほか、国内外への農業指導や講演活動を精力的に行っている

荒了寛 : 1928年(昭和3年)、福島県郡山市に生まれる。10歳で仏門に入り、12歳で得度。大正大学大学院博士課程で天台学を専攻。仙岳院住職(上野輪王寺門跡)荒眞了大僧正の法を嗣ぎ、清浄光院住職および大福寺住職を経て、1973年に初代の天台宗ハワイ開教総長としてハワイに渡る。布教活動の拠点として天台宗ハワイ別院を開創するとともに、院内に開設した天台文化教室(のちのハワイ美術院)を通して書道・茶道・華道・日本画など日本文化の普及と継承に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ニャン さん

    天台宗のご住職さんとの対談。仏教を木村さんのりんご栽培を通して学んだような感じで、ちょっと違った視点から考えるような、なんとも言えない不思議な感じなのだけどとてもわかりやすくて心がほぐれるような、やさしい対談でした。特に感動して何回も読みなおしてしまったのは、大根の芽が出た時のケニア人のお話と、仏性についてのお話。時々読み返したい一冊。

  • k さん

    「でも、紅葉しないリンゴの木がたくさんあるんです。季節を忘れてしまってるの。肥料と農薬で、もう感覚が麻痺してしまっているから」奇跡のリンゴの木村秋則氏と、天台宗の大僧正荒了寛師の対談。映画化にともなっての木村さんの新刊発行だけど、自然と人間の共生をテーマに書かれており、1作目よりこちらの方が興味深く読めたかな。

  • きょーこ さん

    青森県で、無農薬のリンゴ作りに人生をかけた農家の方と、天台宗僧侶の対談です。リンゴを育てるのではなく、リンゴが育つのを手伝うのが自分の仕事と、考えられています。他の仕事や子育てに通じる考えた方を示してくださいます。育つ、育てる、即効性を求めて農薬をの量が増えてしまうのでしょうか。観察して、リンゴと会話をして、リンゴの喜ぶことを探しておられます。仏教の教えの解説も入るので、人が育つとはどういう事かも、考えるきっかけとなりました。

  • みけのすずね さん

    無農薬のリンゴ栽培に精進してきた木村さんの話を、了寛和尚が仏教の言葉で伝えながら進む。農薬にまみれたリンゴの木を本来の体質に戻し、自然の摂理に適った育ちをお手伝いするという。絶望して死の手前で見出だした幻のリンゴの木の風景、土の匂いは、まさに必死になって感触をつかんだ末の自然からの恩恵に違いない。風に向かい実をつけようとしない「突っ張り」リンゴは実際どうするか、最後の方にちゃんと答えがあり、まあるく収まった。「生かして生きる」はこれから考えよう。

  • こうちゃ さん

    映画[軌跡のリンゴ]のモデル木村秋則氏と、天台宗ハワイ別院住職・大僧正である荒了寛氏が対談。完全無農薬栽培に挑み、苦悩の末自殺まで試みたという木村さん。失敗に終わり、そこで目にした一本の木との出会い、自然と人間の共生、人生論、幸福論などが語られる。『[ないものねだり]をするよりも[あるもの探し]をする人生のほうが、はるかに幸せだと思う』という言葉が心に残る。

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人物・団体紹介

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木村秋則

1949年青森県弘前市生まれ。弘前実業高校卒業後、川崎市のメーカーに就職。そこを1年半で退職して71年に故郷に戻り、リンゴ栽培など農業一筋の生活を始める。78年頃から無農薬・無肥料のリンゴ栽培に挑戦するが、失敗続きで苦難の日々を送る。しかし遂にその完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功。2006年にN

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