「ほんとのこと」は、親にはいえない 子どもの言葉を生み出す対話

木村泰子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784259566845
ISBN 10 : 4259566849
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;19

内容詳細

ほめる、しかるを「問いかけ」に変えたら…。映画「みんなの学校」で話題!大阪市立大空小学校初代校長が伝える子育ての本質。

目次 : 第1章 子どもが親に忖度するとき(目の前の子どもに「教えてもらう」/ 子どもは弱者だから忖度する/ 不登校は子どものせいではない ほか)/ 第2章 「上から目線」では届かない(「対話」と「会話」は違います/ 親が子どもを育てようとしたらアカン/ 「宿題をしなさい」と言うのをやめる ほか)/ 第3章 なんのために学校に行くの?(ありのままの自分を出せる場所/ オンラインでできるのは「想定内」の学び/ 主体性を身につけることが自分の命を守る ほか)

【著者紹介】
木村泰子 : 大阪府生まれ。武庫川学院女子短期大学(現武庫川女子大学短期大学部)卒業。大阪市立大空小学校初代校長として、「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことに情熱を注ぐ。その取り組みを描いたドキュメンタリー映画『みんなの学校』は話題を呼び、劇場公開後も各地で自主上映会が開催されている。2015年に四十五年の教職歴をもって退職。現在は、全国から講演会、セミナー等に呼ばれ、精力的に各地を飛び回り、学び続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ネギっ子gen さん

    【子どもは大人が笑っている時が一番安心する】映画『みんなの学校』の大阪市立大空小学校初代校長が考える子育てへの思いを、『ほんのちょっと当事者』作者が構成。巻頭に細川貂々の漫画があるなど、読みやすい本です。<「人に迷惑をかけるな」。私たちの世代はそれが「正解」だと教えられ大人になってきました。でもね、コロナ禍の今だからこそ「新しい発想」で問い直しませんか。「迷惑」は「迷う」「惑っている」ということ。困っているのです。困らせているのではないのです>。その通り。でも大人の眼鏡から見て「困った子ども」と烙印を。⇒

  • たまきら さん

    不登校のこと。自殺のこと。深刻なこと、びっくりするぐらい当たり前のこと。こどもによって受け取り方は違うし、先生って色々な引出しをもってないといけない。…あと、関西の言葉っていいなあ。東京下町の言葉とは違うもの…。

  • れっつ さん

    大阪で"みんなの学校(ドキュメンタリー映画になっている)"という大空小学校の校長をされていた木村泰子さんの、子育て、子どもとの関わり方、学校のあり方等の考えや実践、経験談が、話し言葉で綴られた1冊。いやもう共感とともに"そうやったんか!"と目から鱗が落ち付箋貼りまくり…笑。校長自身が、一瞬頭をよぎった差別的な思いを全校児童の目の前で明かし、やり直しをさせてもらいたい、と宣言したエピソードが、この人の生き方・姿勢の全てを物語っている気がする。"大人の覚悟"がズドンと響く良書。大阪のおばちゃんが子どもを救う!

  • Naomi さん

    やっぱり木村泰子さんの本はいいです。 子どもと対等な関係を築く重要さ、泰子さんの実体験を踏まえて書かれていてありがたいです。 心に残る言葉、エピソードがいっぱいです。安心、大人が与える影響、「通訳」、失敗しても大丈夫、わたしも伝えていきたいです。

  • ふじ さん

    大空小学校という、校則なしで「自分がされて嫌なことは人にしない」という約束の元、さまざまな子を受け入れている公立学校の元校長が書いた、子どもとの関わり方の本。1人の人間として受け入れてあげる、何も親が全て育てることはない(自身も先生だけど我が子は祖父母が見ていた)なとなど。具体的なノウハウが書いてあるわけじゃないんだけど、何となく大らかで先を見据えた心構えが伝わり、読んで良かった。ドキュメンタリー映画「みんなの学校」も見てみたいなぁ。なんとなくトモエ学園みたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

木村泰子

大阪府生まれ。武庫川学院女子短期大学体育科(現・武庫川女子大学短期大学部)卒業。大阪市立大空小学校初代校長として、障害の有無にかかわらず、すべての子どもがともに学び合い育ち合う教育に力を注ぐ。その取り組みを描いたドキュメンタリー映画『みんなの学校』は大きな話題を呼び、文部科学省特別選定作品にも選ばれ

プロフィール詳細へ

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品