名画の謎解き ビジュアルだいわ文庫

木村泰司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479306931
ISBN 10 : 4479306935
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

ゴッホの筆遣いがうねっている理由とは何!?レンブラントの集団肖像画に潜む秘密とは!?ルノワールの絵はなぜ左右で作風が違うの!?巨匠たちからのミステリーを解く。美術界の謎オールカラー27話。

目次 : 第1章 モチーフ(消された蝋燭の火、白百合、ネズミ捕り…祭壇画の小道具に秘められた謎 『メロードの祭壇画』―ロベルト・カンピン/ 石棺に刻まれたメッセージの真の意味とは 『アルカディアの牧人たち』―ニコラ・プッサン ほか)/ 第2章 宗教画(3枚の『マグダラのマリア』の乳房が徐々に隠されていったわけとは 『悔悛するマグダラのマリア』―ティツィアーノ・ヴェチェッリオ/ 農民画家ブリューゲルが「バベルの塔」を描いた理由 『バベルの塔』―ピーテル・ブリューゲル(父) ほか)/ 第3章 モデル(美女が美女の乳首をつまんでいる理由 『ガブリエル・デストレとその姉妹ヴィヤール公爵夫人とみなされる肖像』―フォンテーヌブロー派/ なぜ家族はバラバラの方向を向いているのか 『ベレッリ家の家族』―エドガー・ドガ ほか)/ 第4章 技法・構図(ゴッホの筆遣いがうねっている本当の理由 『星月夜』―フィンセント・ファン・ゴッホ/ 2枚の集団肖像画に秘められた謎とは 『ニコラース・テュルプ博士の解剖学講義』/『隊長フランス・バニング・コックと副官ウィレム・ファン・ラウテンブルフの市警団(夜警)』―レンブラント・ファン・レイン ほか)/ 第5章 画家の想い(なぜ掟破りの真正面から自画像を描いたのか 『1500年の自画像』―アルブレヒト・デューラー/ 登場人物が複雑に並ぶ群像画に秘められた謎とは 『ラス・メニーナス(女官たち)』―ディエゴ・ベラスケス ほか)

【著者紹介】
木村泰司 : 西洋美術史家。1966年、愛知県生まれ。米国カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修めた後、ロンドンのサザビーズの美術教養講座にてWORKS OF ART修了。エンターテインメントとしての西洋美術史を目指し、さまざまな講演会やセミナー、イベント、執筆などで活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この著者の本が内容などや値段がお得でビジュアルだったこともあってさらにこの本を読んでみました。中世時代の西洋絵画はかなり抽象的な意味や寓意をその絵に描きこんでいたというのはわかっていましたが、そればかりではなく歴史的な事件などあるいは画家自身の気持ちなどを様々な絵画から解き明かしてくれています。楽しめました。

  • Shun さん

    西洋画の解説書。著者は西洋画の教養を持つことが、西洋圏の人々とコミュニケーションを円滑に進めるためのリベラルアーツになると啓発しています。絵画を読み解くイロハを学べ、その背景にある思想や歴史を知ることにも繋がっていく感覚はミステリーを読んでいるかのよう。同様のコンセプトの本は中野京子さんなども出されていますが、この著者とでは語りのニュアンスが違います。個人的な比較として、この著者は真面目な語りの解説、対して中野京子さんはユーモアを付け加えた読み物という印象。どちらも西洋画への水先案内人としておススメです。

  • ゲオルギオ・ハーン さん

    5つのテーマで選んだ名画の数々をビジネスマン向けに簡潔明瞭に説明した一冊。芸術に詳しい人には物足りないかもしれませんが、芸術作品への知識のない私としてはとても読みやすく、名画に親しむことが出来て楽しかったです。興味深かったのはヨーロッパで画家の社会的地位がそれなりであったのはイタリアくらいなもので他国では低い位置だったそうです。そのため、デューラーなどは画家の地位を上げたいという野心をもって芸術に取り組んでいたというのが個人的な芸術家のイメージを変えることにもなりました。

  • Book Lover Mr.Garakuta さん

    ★4点。西洋美術史の入門書。これを読めば美術の授業も楽しめるかも。

  • あきひと さん

    30作品弱の名画を挙げて西洋美術史の一端を解説。宗教画など解説を読んでも難しいものが多いけれど、楽しめました。

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人物・団体紹介

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木村泰司

西洋美術史家。1966年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にて、Works of Art修了。エンターテインメントとしての西洋美術史を目指し、講演会やセミナー、執筆、メディア出演などで活躍。その軽妙な語り口で多くのファンを魅了している(本デ

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