ナショナリズムの誘惑

木村元彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907239022
ISBN 10 : 4907239025
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
158p;19

内容詳細

我われは、村上春樹が言うところの「安酒の酔い」に飲まれているのだろうか?―象徴にされた「尖閣」・木村元彦、メイキング・オブ・バッドフィルム・園子温、日中韓のネトウヨは同じ夢を見るか?・安田浩一。

目次 : 第1部 鼎談「民族はフィクションだ」/ 第2部 象徴にされた「尖閣」/ 第3部 メイキング・オブ・『BAD FILM』/ 第4部 日中韓の「ネトウヨ」は同じ夢を見るか?/ 隣人を「悪魔化」して高揚する愚かしさ―あとがきに代えて

【著者紹介】
木村元彦 : 1962年愛知県生まれ。疾走プロダクションなどを経て、フリージャーナリストに。旧ユーゴの民族紛争を中心に取材

園子温 : 1961年愛知県生まれ。大学中退後に自主制作映画デビュー。『自転車吐息』(90年)はベルリン映画祭に正式招待される

安田浩一 : 1964年静岡県生まれ。週刊誌記者を経てフリーライターに。外国人労働者問題などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Taq Asaq さん

     見よ、このアクの強い表紙。もっと何とかならなかったのか。キングクリムゾンのかの有名なアルバムをジャケ買いした中学時代以来の衝撃だぜ。これもジャケ買いみたいなもんだ。ユーゴ内戦を取材した木村氏、伝説の「東京ガガガ」を主導した園氏、在特会を追い続ける(追い回し続ける)安田氏が、それぞれのフィールドから、ナショナリズムの虚構を語る。決して過激ではないし、地に足のついた極めてまっとうな内容。東京ガガガの頃、俺は地元で思春期まっただ中。もしこの活動を知っていたら、ここでこうしていただろうか。なんて思ったりもした。

  • ポチ さん

    旧ユーゴスラビアの崩壊について触れている点がとくに秀逸。長年、見事に融和していた多民族国家ユーゴスラビアがあっという間に崩壊し「民族浄化」の名の下で蛮行が行われる。東京ガガガの「BAD FILM」、今こそ公開して欲しい。2013年出版。この本は今だからマジでマジで読んでほしいです。著者たちの予見・不安視していた出来事が次々、現実のものとなっています

  • まるこ さん

    今をとても冷静に考えている印象でした。ナショナリズム、排他主義、ネトウヨなど、このモヤモヤしたよくわからない気持ちが少しスッキリしたかなー。園さんのBADFILM観たいー!

  • 法水 さん

    木村元彦さん、園子温監督、安田浩一さんによる鼎談と、それぞれのインタビューで構成。表紙には「取扱注意!」、前小口(外の裁断面)には「WARNING!」の文字が浮かび上がるが、それほど過激なことを言っているわけではなく至極まとも。園子温監督の『BAD FILM』を早く観なくちゃ…。

  • toshokan-no-hito さん

    壮観なジャケットである。アクだらけ爽やかさのカケラもない暑苦しいジャケットである。そして内容も負けずに熱い。クールに燃えている。レイシズム、民族紛争、ナショナリズム、、、表現方法こそ違えど、時代をクールに見つめ、そして熱く語らずにはいられない三人の表現者たち。1990年代、私は個人的な事情により鬱屈し屈託していたが、そのときかれらに出会っていたらどうなっていただろう。しかし過去は過去、現在は現在だ。私は前を向いて歩くぞ。

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木村元彦

ジャーナリスト。1962年愛知県生まれ。中央大学文学部卒業。アジア・東欧などの民族問題を中心に取材・執筆。『オシムの言葉』で2005年度第16回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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