教養としての「所得税法」入門

木山泰嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784534056146
ISBN 10 : 4534056141
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
354p;19

内容詳細

本書では、「所得税の基本ルール」「所得概念や所得区分」「所得税の重要な判決」などを取り上げ、豊富な事例とともに丁寧に解説しました。所得税法の考え方、課税の仕組みが基本からわかる!

目次 : 序章 48億円の債務免除について源泉徴収しなければならないのか?―最高裁平成27年判決/ 第1章 どのようにして所得税は計算されるのか?―所得税の全体像/ 第2章 所得税法の歴史をひも解く―日本に誕生した所得税の移り変わり/ 第3章 所得とは何を指すのか?―所得概念についての考え方/ 第4章 個人の所得か?家族の所得か?―課税単位と人的帰属/ 第5章 事業所得か?一時所得か?雑所得か?―10種類の所得区分とその仕組み/ 第6章 所得はどの年に課税されるのか?―権利確定主義という考え方/ 第7章 基礎控除、配偶者控除、医療費控除など―所得からさらに差し引ける所得控除

【著者紹介】
木山泰嗣 : 1974年横浜生まれ。青山学院大学法学部教授(税法)。上智大学法学部法律学科を卒業後、2001年に旧司法試験に合格し、2003年に弁護士登録(第二東京弁護士会)。その後、ストック・オプション訴訟などの大型案件を中心に、弁護士として、税務訴訟・税務に関する法律問題を取り扱ってきた(鳥飼総合法律事務所。2015年4月から客員)。2015年4月から現職(2016年4月から、同大学大学院法学研究科ビジネス法務専攻主任・税法務プログラム主任)。『税務訴訟の法律実務』(弘文堂)で、第34回日税研究賞「奨励賞」を受賞。大学のゼミ、大学院の判例演習、両者におけるディベート大会の主催・指導等を通じて、条文解釈を中心にした税法教育を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • リットン さん

    税には理念、理論的なところと、より実務的な政策的なところという違った観点があるんだなぁと感じた。基礎控除なんてみんな引くならいちいち面倒くさいことせずに、最初からそれ込みの税率にするなりなんかあるやろ、とか思ってたけど、「最低限の生活に必要な分は課税しない」みたいな理念からきた仕組みなのはなるほど、という感じ(控除額だけで生活できないし、最低限とは、とは思ったけど)。いろいろ所得の区分を争う判例があったけど、役所を訴えて裁判までするのってどんな人のどんなケースなんだろう、自分なら泣き寝入りしそうだけどなぁ

  • 貴志 さん

    芸人さんの申告漏れニュースが話題になっていますのでタイムリーな読書となりました。取引方法や取引主体も多様になってくると条文も複雑怪奇になってきますね。

  • みき さん

    良書。法律的な文書に慣れてない人は判例を読み飛ばして、地の文だけを拾い読みしてもある低度理解できます。しかし出来れば熟読して欲しいし、熟読すべき本かと。著者の方には続編として相続税も書いてほしいです。必ず買うので。

  • とりもり さん

    前書にも増して「税法」の本。租税法律主義なので当たり前だが、課税には法的根拠が必要だということが繰り返し強調される。基本通達もあくまで行政庁の実務指針に過ぎないとバッサリ。徴税権があまりに強力でややもすれば忘れられがちなこの点を、著者は最も強調したいのかも。具体的な税目を対象としているためか、前書よりも難易度はやや高めながらも、自分が納めている税金について理解したい人にオススメ。★★★★☆

  • aya さん

    図書館で借りた本。一読だけでは私には理解が難しかったので、二回読みました。債務免除益事件の判例は、序章で丁寧な説明がなされましたが図解も欲しいなと。しかし非常に勉強になりました。最高裁の判断を冷静に説明しつつ、所得税法ら完全ではない、とうことを読者に伝えてくれる点が、よかったです。

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