WELL ホリーノベルズ

木原音瀬

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883863143
ISBN 10 : 488386314X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
追加情報
:
19cm,255p

内容詳細

ある日すべての建物が突然崩壊し、多くの人間や動物が死んだ。地上は灼熱の太陽と白い砂漠だけになった。地下にいて助かった幼馴染みの亮介としのぶは、食べ物がなく酷い空腹に苦しんでいた。このままでは餓えて死んでしまうと焦る亮介に、「亮ちゃんが一緒ならいい」と言うしのぶ。亮介は苛立つが怪我をした身では動けなくて…。―突如生と死に直面した高校生二人の、切ない愛の物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆきちん さん

    一瞬にして何もかもが無くなってしまった世界。かろうじて地下にいた人間だけが生き残ったが女性は死に絶えた。食料は無くなっていく。絶望の世界。木原さんが描くから、もー、容赦ない。読む人気をつけて。グロいし暴力だし。BLだからって萌えとか愛とか期待しちゃダメ。どこがWELLなのか。続編HOPEも無い。この子たち、どうなるの?この読後感たら。

  • 卯月 さん

    『銀の不死鳥』と似た世界観のため、ファーストインパクトは回避。表題作に衝撃が無く「あれ?」と思ったのですが、、さすが木原先生。ラスト50ページのエグさが想像を飛び越えてた。結末から先は想像したくないです。一般小説ならこういうグロい展開の作品は選ばないのですが、このジャンルになると過酷な作品にも突撃できちゃうので、BLは偉大なり…と思ってしまいます(笑)

  • そらねこ さん

    Twitterにて先に呟きましたが補足。 これはBLでは無いと思いますね。萌えとかラブを求めて読む作品ではない。お肉すぐなくなると思うしw ウォーキングデッドで女性の居ない救いないバージョン? https://twitter.com/soranekotan071/status/1075419774887186437

  • 辺辺 さん

    メンタル面でめちゃくちゃやられる衝撃作。救いようのない世紀末のSF世界。人の本性、本能を問いただす難問ですね。死ぬことよりも愛する人に愛されたいと唯一願う攻のしのぶが一途で、そのあまりの執着ぶりが正常な倫理概念などをも麻痺させてる。受の亮介は典型的な傲慢で嫌な奴。(ふたりは異母兄弟だったのね)後半では優しい田村があんな酷い目に合うとか、あんまりにも可哀そうですね。カニバ多数で気持ち悪くなってくるわ。それでも惹きこまれ一気読みさせてくれる辛口木原ワールドにどっぷり。この痛み、辛さ、苦しさこそ私が求めたもの。

  • みや さん

    一瞬にして地上の全てが崩壊した世界で男たちが生き抜くディストピアBL。面白すぎて一気読み。BLでここまで深い絶望感を味わわせてもらえるとは思わなかった。萌えやラブなんてものは一切無い。絶望的な状況下での葛藤や諍い、狂気、更にはグロまであって嬉しかった。表題作の高校生2人の話も良かったが、続編が特に素晴らしい。壮絶な猟奇と残酷すぎる凌辱は胸熱だった。結末に至ると前半の物語が活きて、余計に脳内が恐怖と混乱で埋め尽くされる。何が狂気なのか、誰が狂人なのか。後味も好き。木原さんの作品は全部読もうと決意した。

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人物・団体紹介

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木原音瀬

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。『箱の中』『美しいこと』をはじめとするボーイズラブ作品を多数発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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