新耳袋 現代百物語 第7夜 角川文庫

木原浩勝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043653072
ISBN 10 : 4043653077
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,285p

内容詳細

当代きっての怪談の名手が現代の恐怖を採取した、新耳袋第七集。声高に語られるのではなく、日常の隙間に囁かれる妖を集め綴った十章九十九話。

目次 : 第1章 擾にまつわる四つの話/ 第2章 擬にまつわる六つの話/ 第3章 頽にまつわる十一の話/ 第4章 寧にまつわる七つの話/ 第5章 詐にまつわる九つの話/ 第6章 詐にまつわる十一の話/ 第7章 悩にまつわる九つの話/ 第8章 魅にまつわる十三の話/ 第9章 款にまつわる十五の話/ 第10章 縁にまつわる十四の話

【著者紹介】
木原浩勝 : 1960年生まれ。怪異蒐集家、「怪談之怪」発起人

中山市朗 : 放送作家、オカルト研究家、怪異蒐集家、「怪談之怪」発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この本の7冊目です。音階はどちらかというとキツネやタヌキなどの話が多く小泉八雲の怪談のような感じがしました。最後の第十章にある十四の話なのですがひとつの話になっています。楽しめましたが本当にあった話なのかという気はします。加門七海さんの話のような気がしました。むかし恋人同士だった人物が現在出会って、という因縁噺のような感じです。

  • 急いで突厥 さん

    夏が来たのでホラーを読んでみた第11段。 シリーズ第7段。 今回も殴り込みシリーズに掲載されている高原ホテルの話が出色。 最終章は映画化されたノブヒロさんの話。

  • クナコ さん

    前巻に続き初読。各章の見出しは第六夜のルールを引き継ぎ漢字一文字。これに意味を持った長いふりがなを当て、章見出しページをめくるとその意味を一行で説明する形式となった。さらに各話の怪異のサブタイトルも創作漢語含む名詞で統一されており、字面から怪異の予想を立てづらくしてある。マンネリ防止としては面白い趣向だったが個性的すぎるサブタイトル群だったため、各話をまたいで連続する怪異と単発で終わる怪異の違いがわからなくなることがあり混乱した。ただ、最終章の「縁」にまつわる怪異群は非常に興味深く読ませてもらった。

  • 田中 さん

    このシリーズ本は、怪異譚ばかりではなくて、突然、心温まるものと遭遇することがあります。「八十五話・覆水」は、寂しさと優しさを感じました。それは妻子が霊界にいる夫と邂逅する話しです。お盆に、母と子供は商店街に買い物に行く。高価だけど無理して「黄色いスイカ」を買う。亡夫の好物だから。お盆の仏壇にお供えするために。そのスイカを持っての帰りしな、一瞬、亡夫が笑顔で妻の横を通り過ぎる。その直後の妻子の姿がとても心をうちます。

  • じゅんぢ さん

    第五十七話「残煙」が怖い。新耳袋シリーズの中でも上位に入る怖さ。

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人物・団体紹介

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木原浩勝

1960年兵庫県生まれ。アニメーション制作会社・トップクラフト、パンメディア、スタジオジブリに所属。『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』などの制作に関わる。’90年『新・耳・袋』で作家デビュー。怪談トークライブやラジオ番組も好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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