新耳袋 現代百物語 第4夜 角川文庫

木原浩勝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043653041
ISBN 10 : 4043653042
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,298p

内容詳細

ある日、何の気なしに足を踏み入れた山中。奇妙な案内に導かれ、山頂に辿り着いた学生たちは、世にも奇妙な光景を目にする。鬱蒼とした木立の向こうに真っ赤な屋根。こんなところに建物が?人が住むような家にはみえない。大きく長い建物。「こんな山の上に、何やろか?」興味をひかれた一行は、ふらふらとその建物に向かって歩き出したが…。現代の怪異現象の中でも、群を抜いて不気味な“山の牧場”編に未公開エピソードを加筆。

目次 : 第1章 子供のころに出会った七つの話/ 第2章 路上に漂うものの五つの話/ 第3章 家にまつわる八つの話/ 第4章 樹木に関する三つの話/ 第5章 何かを知らせた十一の話/ 第6章 狐狸妖怪を見たという十の話/ 第7章 旅先で出会った十の話/ 第8章 死んだ者に関する五つの話/ 第9章 不思議を感じた十の話/ 第10章 舞台と映像に現れた十二の話/ 第11章 UFOの八つの話/ 第12章 山の牧場にまつわる十の話

【著者紹介】
木原浩勝 : 1960年生まれ。怪異蒐集家、「怪談之怪」「怪談団」発起人

中山市朗 : 放送作家、オカルト研究家、怪異蒐集家、「怪談之怪」発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    今回の目玉は「山の牧場」の10話だそうです。著者たちの経験談をここに掲載させたもので怪談というよりはUFOがらみの話のようです。というのもその前に「UFOの八つの話」が導入部となっているような感じです。その中でも「黒い男たち」等は映画の「メン・イン・ブラック」を思い起こさせてくれました。私はこのような話は比較的好きで世の人はばかばかしいと笑うかもしれませんが本当にあるような気がします。

  • じゅんぢ さん

    今作の一番の注目は最後の山の牧場の話。何年か前、(インターネットが我が家に無かった頃)読んだ時は不気味で怖かったけど、今回読んだ時、魔が差して「山の牧場 真相」と検索してしまい萎えてしまった。この様な怪談話はネットで調べてはいけないと新たな教訓が得られた。

  • 急いで突厥 さん

    夏が来たのでホラーを読んでみた第8段。 シリーズ第4段。 最終章に山の牧場を収録した巻。 この山の牧場を自分は北野誠のおまえら行くなのDVD版で映像を見た。確かに不思議な建物だった。 ギンティ小林さん著の新耳袋殴り込みに続く話なのでワクワクして読んだ。 でも、怪異が怖かったので2日に分けて読んだ。 結局ビビりである。

  • J7(読メ低浮上中) さん

    第3巻の感想で新耳袋の持つ怖さを“そんなバカなと思いながらも、もしかしたら現実にあり得るかもしれないと思わせる、淡々とした魔力”と書きましたが、その真骨頂ともいうべきエピソードがこの4巻の「黒服の男たち」と「山の牧場」です。特に著者が実際に見たという山の牧場は、建物のひとつひとつが持つ異様さ、置いてあったものの気味悪さ、恐ろしさが平凡な牧場の存在をこの上なく歪んだ異界にしています。こんなものが現実にある、その事実がどんな怪談よりも、“あなたの知らない世界”の実証のようで、肝が冷える思いをしてしまうのです。

  • 田中 さん

    恐い話とはちょっと違う。薄ら気持ち悪い話だ。それは「第12章、山の牧場にまつわる十の話」だ。読後は、不気味な余韻が残り続ける。いろいろ推測できるし仮説もたてられるが、結局のところ訳のわからない謎しかない。田舎には、田舎にしかありえない独特な廃屋やら、うち捨てられた場所を見かけたことはある。でも、ここの建造物は過去に何か不穏なことがあったにちがいない。超自然的な特殊な地点なのかもしれない。現地の「状況図」がこの本の最終ページに記載されています。。。

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人物・団体紹介

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木原浩勝

1960年兵庫県生まれ。アニメーション制作会社・トップクラフト、パンメディア、スタジオジブリに所属。『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』などの制作に関わる。’90年『新・耳・袋』で作家デビュー。怪談トークライブやラジオ番組も好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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