異次元緩和の真実

木内登英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532357566
ISBN 10 : 453235756X
フォーマット
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
336p;20

内容詳細

日銀審議委員としての5年間。その職責に最大限応えるため、努めてきた。本書では自身が展開した主張、提案に基づいて現行政策の問題点に焦点をあて、その出口戦略を説く。

目次 : 第1章 異次元緩和に思うこと/ 第2章 国債買入れの持続性と政策効果/ 第3章 マイナス金利政策とバブルのリスク/ 第4章 政策協調とヘリコプター・マネー政策/ 第5章 日銀の財務健全性リスクと国民負担/ 第6章 イールドカーブ・コントロールと「出口戦略」

【著者紹介】
木内登英 : 野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミスト。前日本銀行政策委員会審議委員。1987年に野村総合研究所に入社後、経済研究部・日本経済調査室(東京)に配属され、それ以降、エコノミストとして職歴を重ねた。1990年に野村総合研究所ドイツ(フランクフルト)、1996年には野村総合研究所アメリカ(ニューヨーク)で欧米の経済分析を担当。2004年に野村證券に転籍し、2007年に経済調査部長兼チーフエコノミストとして、日本経済予測を担当。2012年に内閣の任命により、日本銀行の最高意思決定機関である政策委員会の審議委員に就任し、金融政策及びその他の業務を5年間担った。2017年7月より現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Shinichiro Sakai さん

     金利のイールドカーブのコントロールについて、長期金利コントロールの前例として、第二次世界大戦前後のアメリカFRBの例を提示している。(P 282) 当時のドルは兌換紙幣でありゴールドの裏付けがあった。しかし、現在の日本円は兌換紙幣では無いため参考にはならないと思われるがどうなのかな?その点の考察も書いてほしかった。

  • とし さん

    専門的すぎてよくわからなかった。ただ副作用の危険がどんどん溜まりつつあり、出口が遠くなっていることが書いてあった。

  • 強粘結炭 さん

    筆者は,2012年から5年間日銀政策審議委員を務め,QQE論陣のなかでも一貫してマトモな(少なくとも私はそう思ってます)提言をしていた方です。 金融政策は費用便益分析に基づいて行うべきであるという考えをもち,経済理論やデータを根拠をあげながらQQEのメリットとデメリットを批判的に整理しています。読むと「なぜ,審議委員時代にQQEの深化に反対していたのか」を理解できました。巷に溢れているリフレ派(反リフレ派)を万歳崇拝するような本ではなく,中立的な立場の本なのでオススメです〜。

  • くりちゃん(有給を望んじゃいかんのか?) さん

    ★1個。反アベノミクス論客の1冊。金融機関には割と受け良い。内容は面白いが・・・。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

木内登英

1987年野村総合研究所に入社。経済研究部・日本経済調査室に配属され、以降、エコノミストとして職歴を重ねる。1990年に野村総合研究所ドイツ(フランクフルト)、1996年には野村総合研究所アメリカ(ニューヨーク)で欧米の経済分析を担当。2004年に野村證券に転籍し、2007年に経済調査部長兼チーフエ

プロフィール詳細へ

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品