アリガト謝謝

木下諄一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062204958
ISBN 10 : 4062204959
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
322p;19

内容詳細

日本を助けるために、どうしてこんなにも熱くなれるのか。世界にも類を見ない東日本大震災への義援金200億円。そして、たった一人の日本人女性が巻き起こした奇跡、「謝謝台湾計画」とは!?台湾在住30年の著者が圧倒的取材で綴る、感動ストーリー。

目次 : 第1章(三月十一日/ 翌週)/ 第2章(山の学校/ リップンチンシン(日本精神)/ 集気/ 藍天白雲/ 恩返し)/ 第3章 謝謝台湾計画

【著者紹介】
木下諄一 : 1961年愛知県生まれ。東京経済大学卒業。商社勤務、会社経営を経て台湾に渡り、台湾観光協会発行の「台湾観光月刊」編集長を八年つとめる。2011年、中国語で執筆した小説『蒲公英之絮』(印刻文学出版社)が外国人として初めて、第11回台北文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    やむにやまれぬ、個人の感情が、いかに人を動かすか。一人の女性が始めた「謝謝台湾計画」が、5500人の多額の寄付金につながり、感動的な新聞広告となった。また、東日本大震災への義援金が、なぜ台湾からかくも多く、短期間に集まったかがよく分かった。

  • kum さん

    東日本大震災の時に台湾が200億もの義援金を日本に送ってくれた事実に基づいたフィクション。前半は震災後すぐに義援金を集めようと各所で奔走してくれた人々、後半は新聞広告で台湾にお礼を言うため「謝謝台湾計画」を立ち上げたひとりの女性の物語。中国への配慮で台湾の新聞へは感謝広告を出さなかったという日本政府。そのことに違和感を感じた女性がSNSを通じて広告料を募り、多くの協力を得て台湾の新聞でようやくお礼を伝えることが出来た場面は胸がいっぱいになった。自分の中にもあたたかい気持ちが沸き上がる。「アリガト、謝謝」

  • R さん

    東北の震災の時にあった、日台の友情を描いた物語でした。フィクションとあるものの、ほぼ事実どおりのようで、台湾からの多額の義捐金がどうして集まったのか、それがどのように集まっていったかのルポと、その絆に対しての礼をどうとったかと、そんな物語。国は人が作るものだとすれば、この交流は健全な国交だと願いたい。このときに発揮された優しさが、とてつもなく沁みるようで、嬉しく思えてならない一冊でした。タイトルの通り感謝しかない。

  • スー さん

    122東日本大震災の時に台湾から200億円もの義援金が来た事は知っていました。しかしどのように支援の輪が広がっていったのか?これほどの熱意はどこから来るのか?そして日本政府が支援に感謝の広告を各国の主要紙に出したのに台湾が漏れている事に疑問を持ち、台湾にも感謝広告を出そうと活動したひとり日本人女性が居た事は知らなかったので読んでいてとても感動しました。それにしても親日国だとしてもこれだけの金額を寄付するというのは想像を超えている。逆だったらここまでの金額は集まらないだろうなぁ。

  • さく さん

    謝謝台湾計画。東日本大震災の際、台湾から日本に送られてきた義援金は二百億円。それに対し、1人の日本人女性が、感謝の気持ちを台湾の新聞広告に載せて伝えようとツイッターでつぶやく。あれよあれよと寄付金は集まり、とうとう台湾の新聞に「ありがとう、台湾」が掲載されることに。フィクションだが、事実を元に書かれている。 印象的なのは、台湾で東日本大震災の寄付を行なった時、台湾人が百元とか二百元とか寄付するのに対し、台湾に住む日本人は「ありがとう」と感謝する割には十元とか二十元しか寄付しなかったこと。

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