ソマリアの海賊

望月諒子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344026063
ISBN 10 : 4344026063
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
409p;20

内容詳細

ここはどこなのか。海に落ちた倉木京平を救ってくれた老人の口から出た答えは、ソマリア―。京平を日本に帰すために危険を冒すソマリ人たち。彼らとの時間のなかで、なぜソマリアがこんな国になってしまったのか、京平は少しずつ理解していく。やがて、ソマリアの若者たちが世界を相手に企てた壮大な計画を知ったとき、京平はある覚悟を決める―

【著者紹介】
望月諒子著 : 1959年愛媛県生まれ。銀行勤務を経て、学習塾を経営。2001年、『神の手』を電子出版で刊行しデビュー。10年、ゴッホの「医師ガシェの肖像」を題材にした美術ミステリー『大絵画展』で第14回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hiro さん

    初望月作品。新聞のこの本の紹介記事を読んで、図書館で予約した。アフリカの角と呼ばれるソマリアが舞台。正直言って、エンタメ小説として期待半分で読み出したが、残念ながら読みにくく、読了までいつもの倍以上の時間がかかった。まず、冒頭の自動車メーカのエンジニア京平がソマリアにたどり着く理由は、思いも付かないことだった。そして、核弾頭をつけた巡航ミサイルがある国に向けて発射されるが・・・。読む前の悪いほうの予想があたってしまって残念だったが、今までの‘ソマリアの海賊’のイメージが正しかったのかと考えることはできた。

  • らむり さん

    物語はともかく、これだけバイタリティに溢れ、人間ができてて、語学ができる社員って、そうそういないよね。。

  • りずみぃ さん

    海賊=悪 ソマリア人=蛮族 そんなバイアスを一刀両断の面白さ。大国なき後、残ったのは大国傀儡政府と巷に溢れる武器。ひょんな事からソマリアにたどり着いてしまった日本人。CIA、核問題まで絡めた痛快国際エンターテイメント。それにしてもソマリア人の描写が生き生きして良い。砂漠の乾いた熱い風、利権渦巻く港の生臭さ、百鬼夜行の武器商店街の埃っぽさ。場面がぶった斬れる欠点も逆に、一歩先は闇のソマリアの不安定さを表す一助にしながら一気に最後まで読ませる。2時間の池上彰の特番よりこの一冊。国際情勢がよくわかる。

  • Yuna Ioki☆ さん

    674-283-7 望月諒子作品初読み。某サイトの献本であたらなかったらきっと手に取ることすらなかったと思う。普段はエンターテイメント作品ばかりなのでちょっと難しかった。しかし、世の中にはこんな世界もあるんだなあと勉強になったかな。

  • キムチ27 さん

    続けて望月氏の作品に触れたわけだがこの方、篠田氏と似ていて非なり「破天荒辣腕!」 アフリカの角と称されるソマリアを舞台に、ひょんなことから疾風の時を過ごす事態となった青年が登場。ソマリアって名前程度しか知らず隣国ケニアとの差異すら無知な私。正直前半は似たようなシーンが連綿と展開しダレなかったといえば嘘。が、後半は細部にばらまかれた地雷を小気味よく収斂させていき(フィクションならではの手法で)ちょっとしたスペクタクル。厳しい環境の元では責任という語句に縛られる事自体無理〜が否応なくテッパン化というのに納得。

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