歴史問題の正解 新潮新書

有馬哲夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106106828
ISBN 10 : 4106106825
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
237p;18

内容詳細

「日本は無条件降伏をしていない」「真珠湾攻撃は騙し討ちではない」「ヤルタ会議は戦後秩序を作らなかった」―国内外の公文書館で筆者が掘り起こした第一次資料から次々と明らかにされる意外な真実。それこそが日本人が知らされてこなかった歴史問題の「正解」なのである。自虐にも自賛にも陥らず、中国、韓国、ロシアのプロパガンダや、アメリカの洗脳教育を排し、冷静に歴史を見つめ直す。日本国民必読の書。

目次 : 「南京事件」はプロパガンダから生まれた/ 真珠湾攻撃は騙し討ちではなかった/ ヤルタ会議は戦後秩序を作らなかった/ 北方領土はこうして失われた/ ポツダム宣言に「日本の戦争は間違い」という文言は存在しない/ 日本は無条件降伏していない/ 原爆投下は必要なかった/ 天皇のインテリジェンスが國體を守った/ 現代中国の歴史は侵略の歴史である/ 日韓国交正常化の立役者は児玉誉士夫だった/ 尖閣諸島は間違いなく日本の領土である

【著者紹介】
有馬哲夫 : 1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学社会科学部・大学院社会科学研究科教授(メディア論)。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2016年オックスフォード大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • びす男 さん

    「歴史問題」と「正解」という、相容れないような言葉がタイトルで並んでいる時点で、肌に合わないと気づくべきだったかも。一か八かで買ったわけだけれど。

  • もりやまたけよし さん

    何が真相なのかは、力関係によって決まると言うことか。プロパガンダに左右されやすいのは、どうしようもないかな。

  • 軍縮地球市民shinshin さん

    著者は早大教授でメディア論が専門。メディア論は社会学の一分野である。日本史学科出身の歴史家は左翼が多く、しかも英語が不得手なので著者のように海外の英文一次史料を渉猟してこんな本を書く事はできない。そういう意味でも本書は貴重。特に南京事件、ポツダム宣言、「無条件降伏」に、尖閣問題については勉強になった。ヤルタ会談も公式な速記録がないなど、非常に杜撰な話し合いだったことを初めて知った。昭和天皇がポツダム宣言を熟読して皇室廃止を連合国が望んでいないという確信を持って受諾を決意した、というのも初めて知った。つづく

  • たらお さん

    第一次資料から明らかになる昭和史。プロパガンダを鵜呑みにするのではなく、公開されている資料も知っておくべき。現在の北方領土問題も遡れば、ソ連に対日戦争に参加させたいルーズヴェルトがスターリンに南樺太と千島列島をソ連に与えると約束した「極東密約」に行き着くのだなと。それも、ヤルタ会談の当時、ルーズヴェルトの健康状態が悪化しており、国務省による北方四島のソ連への引き渡しを除外すべきといった勧告書も読んだ形跡もないとのことで、会議に耐えうる体ではなかったようだ。マスコミが進んで言わない内容がこの本にはある。

  • skunk_c さん

    途中で失笑してしまった。著者は「まえがき」で「第1次資料に基づいて歴史的事実を書いたもの」と宣言し、ヤルタ会談は議事録も作られずハリマンや通訳の個人保存の書簡やメモであり、正式に記録したといったものではないとしながら、その資料を十分に吟味することなく引用し、自説の根拠としている。本書の前半では、ルーズヴェルト=悪者という「正解」を導くためか、要所で「著者が発掘した新資料」を引き(引用部分は注あり)、持論を補強しているが、その情報ソースに関する説明の根拠が分かりにくかった。(注:著者の反論を受け一部修正)

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有馬哲夫

1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授(公文書研究)。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2016年オックスフォード大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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