だれもが知ってる小さな国

有川浩 (有川ひろ)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062197977
ISBN 10 : 4062197979
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
村上勉 ,  
追加情報
:
287p;20

内容詳細

ヒコは「はち屋」の子供。みつ蜂を養ってはちみつをとり、そのはちみつを売って暮らしている。お父さん、お母さん、そしてみつばちたちと一緒に、全国を転々とする小学生だ。あるとき採蜜を終えたヒコは、巣箱かの置いてある草地から、車ととめた道へと向かっていた。「トマレ!」鋭い声がヒコの耳を打ち、反射的に足をとめたヒコの前に、大きなマムシが現れた――

【著者紹介】
有川浩 (有川ひろ) : 高知県生まれ。2004年10月、第10回電撃小説大賞“大賞”を『塩の街』で受賞しデビュー。自ら結成した演劇ユニット“スカイロケット”の舞台化を自ら手がけるなど、活躍の幅を拡げている

村上勉 : 1943年、兵庫県生まれ。1965年、『だれも知らない小さな国』(佐藤さとる作・講談社)の挿絵でデビュー。以来、挿絵、絵本、装幀など、出版美術界と深く関わってきた。主な作品に『おばあさんのひこうき』(小学館絵画賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    有川浩作になっての新生コロボックル物語、二作目読みました。養蜂家の子供達とコロボックルとの親交を描いた単純な物語かと思いきや、大人にも読み応えのあるコロボックル・クロニクル、ラブ・ファンタジーでした。有川浩には、高いクオリティ(有川浩品質)で本シリーズを書き続けて欲しいと思います。本書の発行日が私の誕生日だったので、より親近感を持ちました。

  • OCEAN8380 さん

    有川さんのコロボックルいい作品でした。たまにはファンタジー小説もいいなぁと思いました。佐藤さとるさんのコロボックル作品読みたくなりました。

  • zero1 さん

    人間は自分が見たいものしか見ない。有川が名作の世界を継承。佐藤さとるが【有川さん、書いてみたら?】の一言がきっかけで本書は誕生した。小3のヒコは養蜂を営む両親と暮らすため転校を繰り返す。同じ「はち屋」の娘ヒメと北海道で出会う。ある日ヒコの前に小人が現れた。ハリーだった。TV番組でコロボックルが取り上げられそうになりヒコは動揺。コロボックルの世界は荒らされてしまうのか?表紙と挿絵は村上勉。有川作品らしい部分もいくつか(後述)。養蜂については知らないことが多く勉強になった。あなたの処にハリーは来る?

  • えくぼパンダ さん

    何とも素敵な長編物語になって帰ってきた感じで嬉しいです。佐藤さとるさんの「だれも知らない小さな国」を懐かしく思い出しながら、読み進めさせてくれたり、有川浩さんのお得意のラブコメ感にキュンとなり、コロボックルとのやり取りをもっと多く読みたいのに、主人公と同じように「次はいつ会えるの?」「もっと出てきて!」と心の声を上げながら(笑)読み、最後に見え隠れしていた伏線も回収してもらって満足です。これからもまだまだコロボックルの物語が読めると思うだけで幸せです。次はどんなお話?とワクワクしながらも読み返そっと。 

  • harupon さん

    佐藤さとるさんの「だれも知らない小さな国」を再読後に、この本を読みました。コロボックル物語がみごとに活かされて、佐藤氏の書いた物語は、かつて北海道にいたコロボックルがいたずらなアイヌ人にいじめられ他国に移って作った“コロボックル小国”。有川浩さんは、旅に出る体力がなく北海道に残ったコロボックルの先祖が苦労して立て直した国の話でした。養蜂家の家に生まれたヒコ、そしてヒメとの出会い。コロボックルとの約束。ミノルとコロボックルの関係。最後の最後に明かされた“小さな国を知っていた“人たち。読んで良かった本です。

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有川浩 (有川ひろ)

高知県生まれ。2004年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー

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