お茶席の冒険 知恵の森文庫

有吉玉青

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334784768
ISBN 10 : 4334784763
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,203p

内容詳細

「自分の中の奥底にある何かが微妙に振れた、そんな不思議に心地よい感覚。…たぶんそれがおもしろくて、私はお茶を続けているのだと思う」(「はじめに」より)。静寂の中、湯の沸く釜の音に耳を傾け、季節の花を愛で、茶をいただき、そして、自分もまた点てる。お茶の教室は未知の世界への扉。その扉の向こうをちょっと覗いてみませんか。

目次 : 春(めでたき春/ おとなの余裕 ほか)/ 夏(お茶占い/ ライト・スタッフ ほか)/ 秋(スノッブな意地悪/ 茶道ダイエット ほか)/ 冬(雫のロマン/ 茶席の音 ほか)

【著者紹介】
有吉玉青 : 1963年、東京都生まれ。’90年に母・佐和子との日々を綴った『身がわり』で坪田譲治文学賞受賞。その後、渡米し、ニューヨーク大学大学院演劇学科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kumiko さん

    有吉さんすみません。途中から斜め読みしてしまいました…。やっぱりやっぱり、お茶って難しい!流れるように美しい所作でお茶をたてられるようになるために、著者も練習を怠っていない様子。でもそれを声高には勧めていないところに好感を持った。「気が向いたらどうぞ」というスタンスで、茶道と、あとちょっぴり着物にも言及しておられる。以前キッズ茶道教室に娘の付き添いで行った時、一緒にふくささばきを教えていただいたことがあるが、当然四苦八苦…そしてもう憶えていない。来世で頑張るか。

  • 浅香山三郎 さん

    お茶の道具とかうんちくのやうなものに関心はあるが習いたいとは思はない。習い事が嫌いだからとか、金がかかるからとか、いくつか理由があるが、茶人同志の付き合いが面倒さうといふのも大きい。本書は、お茶を嗜む当事者の立場から、お茶の何が愉しいのかを説く。といつても、「スノッブで意地悪」な、「わかる人にはわかる」といふスタンスでなく、門外漢が抱きがちな所作への疑問、自身の失敗談に引き付けて、お茶を続けるといふ中での自身の発見を語る。私はやつてみたいと迄は思はなかつたが、茶人の気持ちがは若干わかつた気がした。

  • peerin さん

    日日是好日読後、確かこちらは爆笑したなぁと再読。 『こうして、ああしてと、順番や形をひとつひとつ覚えているうちは、気が遠くなりそう〜いつか知らないうちに手が動くようになる』の記述が日日是好日に通じる。タイトル通りお茶席で著者が興味をもった事、感じた事を冒険していくところが爆笑ポイント。流派違えどピンチ!や嬉しく思う部分は同じ。日日是好日とのもう一つの共通点として、音の描写。ビルの22階の和室、電気炉の稽古でもシュンシュン松風の音する釜に差し水した後の静けさは、心地良かったなと思い出す。

  • cany さん

    茶道 藪内流のお稽古のエッセイ。流派が違っても、同じ経験や同じ感じ方するらしい。あるある感大。壇ふみさんの あとがき 、おもしろかった。

  • lisa さん

    『日日是好日』、『ひよっこ茶人、茶会へまいる。』に続いて読んだ茶道関連のエッセイ。こちらはおけいこの内容がもっと具体的に書かれていて興味深かった。本当におけいこが楽しいことが伝わってきていて、かつ、思っている以上にお茶を気軽に楽しめるというのがわかったのがよかった。

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人物・団体紹介

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有吉玉青

1963年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科、東京大学文学部美学藝術学科卒業。ニューヨーク大学大学院演劇学科修了。大阪芸術大学教授。89年、母・佐和子との日々を綴ったエッセイ『身がわり』を上梓、90年、同作で第5回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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