精選女性随筆集 有吉佐和子 岡本かの子 文春文庫

有吉佐和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167921514
ISBN 10 : 4167921510
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;16

内容詳細

20代でデビュー、社会や歴史まで幅広く材をとった小説で、昭和を代表するベストセラー作家となった有吉佐和子。少女の頃から異性を惹きつけ、夫・一平と息子・太郎のほか、何人もの男性を愛し、その苦しみを歌と小説に昇華させた岡本かの子。短い生を燃焼させた二人の随筆、ルポ、日記、手紙を収録。

目次 : 有吉佐和子1 二十代の随筆(花のかげ/ イヤリングにかけた青春/ 私は女流作家/ 適齢期)/ 有吉佐和子2 ルポルタージュ(関連地図/ 女二人のニューギニア(抄)/ 遙か太平洋上に 父島)/ 岡本かの子1 一平・私・太郎(親の前で祈〓―岡本一平論/ 岡本一平の逸話/ 私の日記/ 梅・肉体・梅/ 西行の愛読者―国文学一夕話/ 愚なる(?!)母の散文詩/ 母さんの好きなお嫁)/ 岡本かの子2 紀行文など(黙って坐る時/ 跣足礼讃/ 島へ遣わしの状/ 毛皮の難/ 異国食餌抄/ 雪の日/ 私の散歩道/ 生活の方法を人形に学ぶ)/ 岡本かの子3 「母の手紙」抄(「滞欧中の書簡」より(昭和五年)/ 「東京から巴里への書簡」より(昭和七年―十三年))

【著者紹介】
有吉佐和子 : 1931(昭和6)年、和歌山市生まれ。幼少期をインドネシアで過ごす。56年「地唄」が芥川賞候補となり、以後、『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』『和宮様御留』等、ドラマ化されたり社会現象となるような小説を多く執筆。84年、逝去

岡本かの子 : 1889(明治22)年、神奈川県の大地主の長女として生まれる。1910年、岡本一平と結婚。11年、太郎出産。夫や愛人らとの関係に懊悩しつつ歌を詠み仏教研究に邁進、晩年には「母子叙情」「老妓抄」など小説を続々と発表。39年、逝去

川上弘美 : 1958(昭和33)年、東京都生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。94年「神様」で第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞。96年「蛇を踏む」で第115回芥川賞を受賞。2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、14年『水声』で読売文学賞、16年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。19年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たっきー さん

    川上弘美選の有吉佐和子、岡本かの子の随筆集。個人的には有吉佐和子の随筆の方が好み。有吉佐和子の『女二人のニューギニア』を読みたいと思いながら未読。より読んでみたくなった。

  • 栄吉 さん

    ★★★☆☆ 有吉先生目的で読むが、岡本かの子先生の随筆が怖く感じてしまいました…。

  • 神野 羊 さん

    若かりし頃に読んだ三婆の生烏賊がぶっ飛ぶ場面で爆笑し華岡青洲の妻、非色で女の人生を垣間見、複合汚染で世の中を知った。また、太郎氏の「自分の中に毒を持て」でその母かの子に興味を持ち、これまでもいくつかの著書を読んだけれども、未だ読んだことのなかったエッセイの中の類稀なる母の恩情(情念?)に熱い血流のようなものを感じました。お二人ともあと20年生きて書いて欲しかったものです。

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有吉佐和子

1931(昭和6)年、和歌山市生まれ。幼少期をインドネシアで過ごす。56年「地唄」が芥川賞候補となり、以後、『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』『和宮様御留』等、ドラマ化されたり社会現象となるような小説を多く執筆。84年、逝去

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