機龍警察 狼眼殺手 ハヤカワ・ミステリワールド

月村了衛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152097095
ISBN 10 : 4152097094
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
496p;20

内容詳細

経産省とフォン・コーポレーションが進める日中合同プロジェクト『クイアコン』に絡む一大疑獄。特捜部は捜査一課、二課と合同で捜査に着手するが何者かによって関係者が次々と殺害されていく。謎の暗殺者に翻弄される警察庁。だが事態はさらに別の様相を呈し始める。追いつめられた沖津特捜部長の下した決断とは―生々しいまでに今という時代を反映する究極の警察小説シリーズ、激闘と悲哀の第5弾。

【著者紹介】
月村了衛 : 1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年に『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』(以上、ハヤカワ文庫JA)で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』(ハヤカワ・ミステリワールド)で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』(文春文庫)で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』(幻冬舎文庫)で第68回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    2018年このミス国内第3位。 ひどく現代的な警察小説である。 黒社会に生きる男たちと 警察陣との闘いが 息詰まる程の緊張感を醸し出す… 新規プロジェクト クイアコンの裏に蠢く 邪悪な黒い陰謀と 政治家の影… 最後は 沖津特捜部長の渋さが際立つエンディングだった。

  • starbro さん

    月村了衛は、新作中心に読んでいる作家です。機龍警察シリーズ4作目です。物語のスケール、アクションシーン等は評価できるものの、本来主役の龍機兵はほとんど登場せず、面白みにかける作品のような気がします。次作はどう展開するのでしょうか?

  • おしゃべりメガネ さん

    圧巻の月村さんワールドを堪能させていただきました。正直、話の内容&展開がスゴすぎて、恥ずかしながらよくわかってない部分もありますが、ソコを差し引いても十二分に楽しめる極上のエンタメ作品です。今作は過去最強の'相手'と戦うコトになりますが、中盤以降のスピード感も過去最高の仕上がりかと。相変わらず沖津部長をはじめとする心理戦に固唾をのみ、戦闘シーンは手に汗握る見事な描写で読み手を圧倒します。人間ドラマもしっかり描かれており、この1冊に一体どれだけの才能がつぎ込まれているのか、別次元の世界観にひれ伏します。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    シリーズ5弾は圧巻のエンターテイメント。経済産業省とフォン・コーポレーションの進める日中合同の新世代量子情報通信ネットワーク開発プロジェクト。通称【クイアコン】その利権に絡む一大疑獄と関係者狙った連続殺人。捜査二課の発案で合同捜査に加わった特捜部だが捜査一課・公安部・国税局資料調査課・財務捜査官など、内部の確執の中、悪魔の如き頭脳の切れで対等以上に渡り逢う沖津特捜部長。一手読み間違えれば特捜部は勿論、自身の命すら失いかねない状況で【クイアコン】の隠された裏の顔を推理し、特捜部メンバーに国際的軍事機密→続

  • サム・ミイラ さん

    経産省とフォン・コーポレーションとの合同プロジェクト「クイアコン」に絡む疑惑。関係者は次々に殺害され捜査は混迷を極める。犯人は「狼眼殺手」と呼ばれる謎の暗殺者。さらには中国からも狼眼殺手を追って殺し屋達が潜入壮絶な争いが始まる。警視庁内では特捜部と他部門との権力闘争も激化。その結末や如何に。読み応え満点。そうこれは最高のインテリジェンス小説だ。麻生幾と見粉うほどの。ただ物足りないのは龍機兵が完全休業だった事。どんどん出番が減ってきているような。やはり淋しい限り。ゴジラの出ないゴジラ映画みたいなものね(笑)

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月村了衛

1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。2012年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞を受賞。2013年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、2015年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、2015年『土漠の花』で第68

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