宇宙から学ぶ ユニバソロジのすすめ 岩波新書

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004313465
ISBN 10 : 4004313465
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
毛利衛 ,  
追加情報
:
184p 18cm

内容詳細

地球のこと、生命のこと、そして人類のこと。宇宙は私にさまざまなことを教えてくれた。二度の宇宙飛行を通して育んだ、著者独自の新しいものの見方・考え方。それが、ユニバソロジである。激変する地球環境の下、四〇億年におよぶ「生命のつながり」を絶やさぬために、地球生命として生きる道について語る。

目次 : 第1章 ユニバソロジへの招待(ユニバソロジとは何か/ ユニバソロジの見方/ 二つの普遍性/ 生命のつながり)/ 第2章 生き延びるということ(意志の力/ NASAで学んだこと)/ 第3章 生命をつなぐ(つながりのモデル/ 個の行動のつながり)/ 第4章 自然への気づき(つながりを生きる/ 総合智へ、そして未来智へ)

【著者紹介】
毛利衛 : 1948年北海道生まれ。北海道大学大学院理学系研究科修士課程修了、南オーストラリア州立フリンダース大学大学院博士課程修了、理学博士。北海道大学工学部助教授、宇宙開発事業団などをへて現在、宇宙飛行士、日本科学未来館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きみたけ さん

    著者は1992年と2000年に宇宙飛行を果たした毛利衛氏。ユニバソロジ(Universology)とは、宇宙を意味するユニバース(universe)に学問を意味するロジ(logy)を組み合わせた新造語で、2度の宇宙飛行を通して育んだ、宇宙と生命の本質に関する独自のビジョンです。人間中心の見方から脱し、「生命をつなぐシステム」(挑戦→多様化→繁栄の三次元の螺旋階段)を生命の本質として捉えていく考え方とのことです。陸地と海洋の面積比をほぼ正確に保ちながら平面に投影した「オーサグラフ地図」が興味深かったです。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    ドラマ。ロマンを感じる。異常さと常識。常識は狭い範囲でしか通じない(15頁)。わたくしの読書会も裾野を広く、市民に開かれたものでありたい。Universologyとは、すべての現象に共通な概念を含むものの見方(15頁)。毛利さんの目からは、白か、黒か、というクルマの色が支配的な中で、こうした二極化も異常に見えるのであろう。あれか、これか、という発想を打破しなければならない。専門バカを排すには、自己相対化しなければならない。生き延びるとは、生命のつながりに寄与する挑戦を成し遂げること(41頁)。私は手遅れ。

  • acesmile@灯れ松明の火 さん

    「ユニバソロジ」ってガンダムで言う所の「ニュータイプ」みたいな物ですかね?宇宙世紀では79年かかって「人は分かり合える」って事を感じる人が出てきたようですが、ノンフィクションの世界では21世紀初頭にそのような思想が生まれたようです。宇宙からみた地球には国境がないというのは理屈では分かるが体験しないと理解出来ないと言うのもなんとなく分かる気がする。地球上の人間がみんな宇宙を体験する日が来れば戦争なんて無くなるのかも知れないですね。そのための予算はやっぱり必要じゃないのでしょうか?政治家の皆さん。

  • さばずし2487398 さん

    マネージメント、リーダーシップ、フォロワーシップ。NASAの訓練でも課されるこれらの要素を、地球における人類の存続に見立てた箇所が面白い。個々の立場を広く俯瞰し『人類』としての自分をどう見、どうあり続けるか。『喜び』とは人類の存続に貢献できたという感情。自然から切り離された人類の今の生活こそ他の星に住むための人工化の訓練に思える。宇宙に挑むのは『進出』ではなくどうすればまほろばである地球に人類が住み続けられるのか、その智恵を得る事などなど。実際に宇宙に行った科学者の言葉によって新たな目を幾つも開かされた。

  • たー さん

    宇宙に行った人ならでは?のものの捉え方が分かって興味深い。

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