フリーメイソン 「秘密」を抱えた謎の結社 角川oneテーマ21

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047102279
ISBN 10 : 404710227X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
荒俣宏 ,  
追加情報
:
18cm,271p

内容詳細

「ロスト・シンボル」で注目を集めるフリーメイソンは、なぜ「世界征服を企む陰謀結社」と言われているのか。知才・荒俣宏がその真実に迫る。ダン・ブラウンの最新刊「ロスト・シンボル」を読み解くための必読書。

【著者紹介】
荒俣宏 : 1947年東京都生まれ。慶應義塾大学卒。作家・博物学者。85年に刊行開始された小説『帝都物語』シリーズ(角川文庫)は、500万部を超える大ベストセラーとなる。87年『帝都物語』で第8回日本SF大賞受賞。89年『世界大博物図鑑第2巻魚類』でサントリー学芸賞受賞。膨大な知識を駆使して、古代文明からサイバー・カルチャーまで多岐なジャンルにわたる文筆活動を展開し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • バズリクソンズ さん

    その起源は中世ヨーロッパの石工の建築職人に由来することが冒頭から読書意欲を駆り立てる。古代最高の叡智に近づくことができた職人が建築に取り掛かる上で、地方から出稼ぎに来た際に住んだ場所がロッジの起源という説明も納得。それらの職人が煩わしい宗教争いからの隠れ蓑の役割も果たすため、フリーメイソン内は今の日本同様信仰の自由を決めていた点に現代まで歴史が続いている一要因だろう。そういった背景からこの団体が多くの秘密を公にせずにいる点があることも納得。1ドル札の謎然り、秘密を持った友愛団体は未だ多くの謎を残す。

  • 佐島楓 さん

    「ダヴィンチ・コード」を読んで興味を持ったので購入、読了。予想に反して、「秘密結社」という悪のイメージから喚起されることがらよりも、もともと世界を善くするために設立されたグループであるということ、カトリックとプロテスタントの軋轢から生じたものでもあったこと、アメリカとの深いかかわりなど、知らないことが続々出てくる。どこまでが本当なのか? ほかの文献にもあたってみたい。

  • evifrei さん

    フリーメーソンの誕生の歴史から始まり、世界各地で如何にして興隆していったかを詳述する。フリーメーソンもまた独自の時間軸のみに依って立つものではなく、世界の歴史の大きな流れとは無関係にいられなかったことや、教会権力に大きな影響を受けながら存在したことに興味をもった。元々が石工集団のギルドから発生したものなので、必然だったのかも知れないが、儀式的な要素の強い建築をもつカトリックと簡素な(石のあまり必要でない)プロテスタントではフリーメーソンとの関わりが異なっていたという点は「成る程!」と面白い驚きを抱いた。

  • 可兒 さん

    本筋より荒俣先生の小ネタの方が面白い、いつもの荒俣本のような感。「謎の秘密結社フリーメイソン」像の作られ方は興味深かった

  • wasabi さん

    「革命時代に突入し、政治にもかかわらざるを得なくなったヨーロッパやアメリカのフリーメイソンは、個人の立場によって『敵』にも『味方』にもわかれることができたのである。わたしたちが、フリーメイソンの歴史と考えているものは、じつは個人個人の活動史のバラバラな集合なのだ」フリーメイソンにまつわる陰謀論の類はこれ、特に後半の一文がほぼ結論かと。本書のサブタイトルの「秘密」が括弧付きなのがポイントで、フリーメイソンの秘密の中身が問題なのではなく、長年口外されていない秘密を持っていることそのものが重要って事。

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