フェルメール光の王国 翼の王国books

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863240407
ISBN 10 : 4863240406
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
255p;22

商品説明

ヨハネス・フェルメール……17世紀オランダ美術を代表するこの画家は、現存する作品が30数点しかないこと、また窓から差し込むやわらかな光の描写、部屋の中に人物と物を配した緻密な画面設計などの独特の表現で知られ、世界でも極めて人気の高い作家の一人です。フェルメールが画布にとらえた“光のつぶだち”に魅せられた生物学者・福岡伸一が、“フェルメールの作品が所蔵されている美術館に実際におもむいてフェルメールの作品を鑑賞する”をコンセプトに、世界各地の美術館が擁する珠玉のフェルメール作品を4年をかけて巡った『翼の王国』の人気連載の美術紀行が、ついに書籍になりました。その旅先の風土を感じさせる旅情豊かな文章と写真で、あなたを「フェルメールの旅」へ誘います。

内容詳細

生物学者・福岡伸一がおくる極上の美術ミステリー紀行。

目次 : 第1章 オランダの光を紡ぐ旅/ 第2章 アメリカの夢/ 第3章 神々の愛でし人/ 第4章 輝きのはじまり/ 第5章 溶かされた界面、動き出した時間/ 第6章 旅の終焉/ 第7章 ある仮説

【著者紹介】
福岡伸一 : 生物学者。1959年東京都生まれ。京都大学卒。米国ロックフェラー大学研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授。2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞および中央公論新書大賞を受賞し、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei さん

    フェルメールを巡る旅から著者が色々な考察をしながらヨーロッパを旅した話。フェルメールって謎が多い画家なんだなと知った。一度日本でフェルメール展があれば行ってみたい。

  • kaoru さん

    著者がフェルメールの絵を求め世界の美術館を旅する一冊。ANAの機内誌の連載だけあって写真が美しい。生地デルフトには作品が一枚もないかわりにフェルメール・センターがありアトリエも再現されている。エッシャーにフェルメールへのオマージュを嗅ぎ取り、ルーヴルでは『レースを編む女』に数学的な美を感じたことから天才数学者ガロアに思いを馳せる。画家が「フェルメールの部屋」を初めて描いたのはドレスデン美術館の『窓辺で手紙を読む女』だった。「フェルメールの目的は…いかにありありと世界を記述するかということ」だと書く著者は→

  • s-kozy さん

    ANAの機内誌「翼の王国」に記載されていたものをまとめたもの。搭乗する度に断片的には読んでいた。実家に置いてあったので旅に出ている間に読む。科学者の視点で名作を見て解釈する福岡さんの主張が面白い。写真も綺麗でよかった。赤瀬川原平さんの「フェルメールの眼」も読んでみたいなぁ。

  • アキ さん

    ANA「翼の王国」に連載されていた4年に渡るフェルメール絵画を巡る旅の軌跡。オランダだけでなく、ドイツ・アメリカ・パリ・エジンバラ・アイルランド・ウイーンへ。フェルメール全作品37点のうち見られなかったのは3点のみ。すべて美術館のキュレーターの解説付きで美術館の展示と街の写真もあり、絵を巡るその場の空気も伝わる。写真がきれいで、福岡氏ならではの仮説も面白かった。やはりレーウエンフックとの関連をかなり疑っていた。17世紀のオランダは科学・芸術・哲学に大きな飛躍があった時代と場所であったことは間違いない。

  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。この中の作品を見ると素人目でも絵の雰囲気が違うなあと。フェルメール紀行を自分自身もした気分になりました。また再読します。

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