オール1の落ちこぼれ、教師になる 角川文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043943036
ISBN 10 : 4043943032
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,255p

商品説明

中学卒業の学力は漢字は名前しか書けず数学は九九が2の段まで。英語の単語はBOOKしか知らない落ちこぼれが編み出した「オール1の勉強法」とは?

内容詳細

中学校の通知表は「オール1」。中3の時の学力は、漢字は名前しか書けず、英語の単語は知っているのがBOOKだけ。数学の九九は2の段までしか言えない、落ちこぼれが編み出した「オール1」からの勉強法。いじめ、ひきこもりのどん底からアインシュタインのビデオに触発されて一念発起。中卒で働きながら猛勉強して超難関の国立大学に合格。奇跡の教師になるまでの涙と感動の物語を紹介した話題のベストセラー。

目次 : 第1章 オール1の落ちこぼれ先生―オール1先生の授業/ 第2章 どん底の十代で考えたこと―“いじめ”と“学校嫌い”/ 第3章 アインシュタインとの出会い―アインシュタインと彼女/ 第4章 定時制高校での猛勉強―目標は超難関大学/ 第5章 オール1から大学受験へ―大学受験/ 第6章 なぜ勉強するのか―大学生活/ 第7章 オール1教師の学習法―落ちこぼれ勉強法

【著者紹介】
宮本延春 : 1969年、愛知県に生まれる。小学生の時にいじめで学校嫌いになる。中学1年生、「オール1」の成績表をもらう。中学3年生、“落ちこぼれ”になる。15歳、中卒で見習い大工に就職。17歳、フリーターでミュージシャンを夢見る。18歳、両親と死別、天涯孤独の身になる。24歳、定時制高校入学(私立豊川高校)。全国模試で上位に、数学は県内トップになる。27歳、難関国立大学に合格(名古屋大学)。大学院まで9年間研究に没頭する。現在、私立豊川高校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 真香@ゆるゆるペース さん

    これドラマだよね?って疑いたくなるような実話。著者の中3の時の学力は、漢字は名前しか書けず、九九は2の段までしか言えず、知っている英単語は”book”だけという、典型的な落ちこぼれ。不幸な家庭やいじめなど凄惨な環境の中、あることをきっかけに一念発起し、猛勉強の末に超難関の国立大学に合格して、数学教師に。人間の可能性の素晴らしさや諦めないことの大切さなど、生きていく上で大事なことがこの一冊に凝縮されており、自分ももっと頑張ろう!という意欲が漲る。小5以上で習う漢字には全てルビがついているので、子供達もぜひ。

  • 優希 さん

    いい本に出会えました。どん底から這い上がり、猛勉強して奇跡の教師になる物語です。やる気を持てなかった少年がアインシュタインのビデオがきっかけで勉強に目覚めていく姿だけでなく、その頑張りを見つめる豊川高校の先生たちに感動しました。やる気を出してやっていれば必ず認めてくれる人がいるんですね。とにかく情熱に打たれます。やらなかっただけでやればできる人だったのかもしれないという気はしますが。それでも落ちこぼれの気持ちのわかる素敵な先生になったことは確かだと思います。

  • 月讀命 さん

    すごい。感動した。中学校の通知表は「オール1」。中学3年の時の学力は、漢字は自分の名前しか書けない、英語の単語力はBOOKだけ。算数の九九は2の段までしか言えない。そして、いじめ、ひきこもりのどん底を経験し、そんな中、アインシュタインのビデオに触発されてやる気スイッチがON。定時制高校で良い恩師と巡り会い、彼女の献身的な協力もあったけれど、猛勉強に猛勉強をかさね、教師にまでなるなんて奇跡です。優等生上がりの人の弱みを知らない給与取り教師ばかりの昨今、このような経験をしてきた教師に教わる生徒は幸せですね。

  • 扉のこちら側 さん

    初読。2015年937冊め。いい本だった。教師は「わからなければ質問に来るように」とは言うけれど、自分が何を理解できていないのかもわからない生徒というのもいるのだ。それに対するとっかかりというか、学習意欲を沸かせるようなきっかけが必要。それはアインシュタインタインだったり、親の病気や死だったり、恋だったり。個人的には教員になるには修士まで修めたほうがいいと思っているので、著者が母校の教員という道を選んだことを評価。

  • ばりぼー さん

    中1の通知表がオール1、中3では漢字で書けるのが自分の名前だけ、九九は2の段しか言えなかった落ちこぼれが、見習い大工をしながら24歳で定時制高校に入学し、猛勉強の末名古屋大学に合格、大学院卒業後に母校の教師になったという凄い経歴が紹介されています。ご本人の努力もさることながら、その情熱を陰で支えた就職先の社長や、彼女(奥さん)、定時制の先生など、周囲の方々の懐の深さに感動しました。今後どんなことがあっても、子どもの目標や夢をばかにしてけなすような親には、決してなるまいと決意しました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品