わが心臓の痛み 上 扶桑社ミステリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594038021
ISBN 10 : 4594038026
フォーマット
出版社
発行年月
2002年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,348p

内容詳細

連続殺人犯を追い、数々の難事件を解決してきたFBI捜査官テリー・マッケイレブ。長年にわたる激務とストレスがもとで、心筋症の悪化に倒れた彼は、早期引退を余儀なくされた。その後、心臓移植の手術を受けて退院した彼のもとに、美しき女性グラシエラが現われる。彼女は、マッケイレブの胸にある心臓がコンビニ強盗に遭って絶命した妹のものだと語った。悪に対する怒りに駆り立てられたマッケイレブは再び捜査に乗り出す。因縁の糸に繰られ、事件はやがてほつれ目を見せはじめるが…。

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年生まれ。フロリダ大学卒業。ロサンジェルス・タイムズ紙で十年以上記者として活躍し、ピュリッツァー賞の最終選考まで残った経歴を持つ。1993年、処女作の『ナイトホークス』でMWA賞最優秀新人賞を受賞。その後も、「ボッシュ」シリーズを中心にハードボイルド・ミステリーを精力的に発表している

古沢嘉通 : SF・ミステリー翻訳家。大阪外国語大学デンマーク語科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    【原書】ボッシュ主人公でないということでなかなか手が出せないでいたが、一気に惹き込まれた。いくつかの設定に無理があり、すぐに恋愛関係にもつれ込ませるあたり、主人公は変わっても流れはいっしょだな、とほくそ笑む。心臓に重篤な疾患(移植手術を受けて、まだ快復途中…)を抱えている主人公のマッケイレブが危なかしくて見ちゃおれない。呑気に恋人と釣りなんかしてて、いつボロトフが後ろから襲ってくるかと。マッケイレブが経験してきた事件の数々を読者も読まされ、天使なんてこの世にいない、とうそぶく彼の心が痛いほどわかる。

  • ケイ さん

    コナリー《マッケイレブシリーズ@》心筋梗塞のために心臓移植を受けた元FBI捜査官マッケイレブば、ドナーとなった女性が殺された事件について、その女性の姉から頼まれて調べることにする。強盗に見える事件や関係ない事件が繋がっていく。古巣や共に働いた事のある知人の協力を受け調べていく過程はスリリングだが、女性との関係が何となく安易だなあ。マッケイレブのバディが、『砂の器』と思われる小説を読んでいるのにびっくりした。

  • Tetchy さん

    これは誰かの死によって生を永らえた男が、その誰かを喪った人のために戦う物語。しかしその死が自分にとって重くのしかかる業にもなる苦しみの物語でもある。何しろ導入部が凄い。殺された女性の心臓が移植された元FBI捜査官の許にその姉が訪れ、犯人捜しの依頼をするのだ。こんなに因果関係の深い依頼人がいただろうか。この設定だけで、この物語は成功していると云えよう。“Blood Work”という原題が指し示すように、まさに本書は血の物語だ。血は水よりも濃いと云われるが、これほど濃度の高い人の繋がりを知らされる物語もない。

  • KAZOO さん

    ボッシュシリーズを今訳されているものをすべて読んでしまったので、ほかのシリーズを読んでみようと思いました。テリー・マッケイレブのシリーズです。クリント・イーストウッドで映画化されたようですが見逃しました。元FBI捜査官だけあって地道に証拠固めをしていきますね。犯人がWHOというところから証拠を再検証しながら、WHYに持っていくということで、かなり面白そうな展開になってきています。

  • 財布にジャック さん

    ハリー・ボッシュと共演する2つ先の作品に向けて、テリー・マッケイレブのこのシリーズも読み飛ばす訳にはいかないだろうと考えて読みました。表紙を見て解るようにクリント・イーストウッドで映画化されているんですよね。表紙のインパクトが強いせいか読んでいるとこの顔が浮かんできてしまいます。上巻は物語の進み具合が遅いので、今のところは犯人が全くわかりません。さぁ!下巻では急展開が待っているのか?期待は膨らみます。

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