14歳のバベル

暖あやこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103508526
ISBN 10 : 4103508523
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
330p;20

内容詳細

バベルの塔は崩落する。それが、合図だ!担ぎ込まれた病院の診察台。夢うつつの14歳の脳裏に現れた光景は鮮烈だった。巨大な樽の林立する地下工場。指揮を執る少年王の姿―。同い歳という彼は囁くのだった。間もなく地上は消滅する。代わって自分たちが人類史をやり直すのだ…。ビール会社のキャンペーンと、黙示録的計画の関わりに気づいた二人の14歳は、秒読みの中で知恵を絞り、そして行動した。

【著者紹介】
暖あやこ : 1978年、東京生れ。上智大学および同大学院経済学研究科に学ぶ。放送作家、小説家。著書に『恐竜ギフト』(第24回日本ファンタジーノベル大賞候補作)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 千穂 さん

    傷ついた14歳少年冬人の成長物語なんだろうなぁ〜地底人とかシュメールとかテーマは壮大なのだけど、最後までその世界観に入り込めなかった。ビール会社の目論んだイエローフライデーのイベントだけはあったら嬉しいかも!と思った。

  • 信兵衛 さん

    ビールがストーリィ上こんなにも重要な要素になるとはなぁ・・・。

  • rosetta さん

    ★★★☆☆8年前のテロで国土の3分の2に人が住めなくなり関東近辺に集まります携帯もパソコンもなくなった日本。PTSDで度々失神し教室にも通えず保健室登校をする主人公冬人。薬草治療に通い始めるがその老医師の処方した薬の影響下で幻想を見る。そこでは同じ年の少年シルトが威厳のある王であった。万事に自信の持てない冬人だがシルトに自分の守神になって欲しいと頼まれて初めての親友と自身を得る。ある時夢の世界から持ち帰った品物により夢ではなくどこかにある現実なのだと知る。この辺までは面白かったのだが……後半に行くほど残念

  • toshi さん

    設定が非常にユニークで魅力的なうえ、伏線もちゃんと生きていて、終盤にはハラハラドキドキの展開も有り、ストーリも面白いのに、イマイチ物語の世界に入り込めずに読み終えた。主人公の冬人が真相に近づいてゆく過程が中盤の重大事項なのに、様々なことが何の脈絡もなく突然分かってしまう。もちろん徐々にたどり着く事も有るけれど、重要なことはことごとくいきなり理解してしまうので読んでいて「?」だらけになってしまう。 (→続く)

  • りんご さん

    ファンタジー。「地底人が我々を襲うよ」的な事を他人が言い出したら、まあ狂ったとしか思わないでしょうね。 「弟のエンキが来た、と。」 しびれた。

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人物・団体紹介

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暖あやこ

1978年、東京生れ。上智大学および同大学院経済学研究科に学ぶ。放送作家、元明海大学非常勤講師。ファンタジー小説界の期待の星(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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