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キノの旅 THE BEAUTIFUL WORLD 14 電撃文庫

時雨沢恵一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048689670
ISBN 10 : 4048689673
フォーマット
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,260p

商品説明

キノの旅10th Anniversary
記念すべき14巻目!

「なあ……、アンタだろ? 昨日入国したキノって名前の旅人さんは。ラジオで聞いたぜ!」「ええ、そうです」「立ち話で悪いけど、すぐに済むからちょっと聞いてくれよ! この国の酷いところをさ!」「酷いところ、ですか?」「ああ……。つい先月のことだ。この国では、法律で×××××が禁止された! それまで普通に買えたし、楽しめていた×××××だが、今はもうダメだ! 製造も販売も購入も、ましてや単純所持もダメだ! 俺なんか、働いた金で買った×××××をすべて提出しろと言われたぜ! 提出しないと、逮捕だ」「急に厳しくなったんですか?」「そうさ! こんな頭のおかしい国はねえ! そのことを旅人さんに知ってもらい、外国で広めて欲しい。来る人来る人が“それはおかしい”と言ってくれれば、ひょっとしたらこの国のバカ政治家共も考えを変えるかもしれない! 僅かな可能性にでもすがるさ」「なるほど」(「規制の国」より)他全13話収録。そして、今回の“あとがき”は──是非、文庫でご確認を!

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読書メーターレビュー

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  • くろり - しろくろりちよ さん

    「あなたを幸せにするのは 最後はいつだってあなただ-You Are Always With You.」英訳が素敵。情操教育の国…教えと強制/呟きの国…キノ相変わらず強い全員一撃自分は安全な場所から、情報漏洩ツイッター意識してるのかな/規制の国…倣いたいルールに/開運の国…師匠目利き、頭脳派/遺作の国…責任押し付け/亡国の国…シズの話ティーは学ぶ/結婚の国…所詮は流れ/寄生虫の国…健康と代償/正しい国…矛盾と狂信と/卑怯者の国…ライヤ望むが事/朝日の中でa・b…初日の出。また一緒にたくさん旅ができました。

  • まりも さん

    あなたを幸せにするのは最後はいつだってあなただ。朝日の中で、自分にとっての当たり前と他人の当たり前は違う。キノの姿がよくわかる話でした。呟きの国、イメージでしか読めない文章だと勘違いする事が多いですよね。文章から生まれる勘違いを使った見事な話でした。正しい国、戦争はあってはいけない。戦争大嫌いなのは素晴らしいがだからといってすべてを滅ぼすという0か100かの考え方だとこうなる。

  • Yobata さん

    あなたを幸せにするのは 最後はいつだってあなただ -You Are Always With You.-「情操教育の国」「呟きの国」「規制の国」「開運の国」「遺作の国」「亡国の国」「結婚の国」「寄生虫の国」「差別をする国」「正しい国」「卑怯者の国」「朝日の中で」の13話。「情操教育の国」は、暴れまわるのを止めない子供達の教育方法をどうすればよいのかと問われた師匠は…。師匠パなすぎるぜwそんな子供たちにパースエイダー持たせようとするとはwオチは[巻「歴史のある国」と似たようなオチだったw「呟きの国」は、→

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    今回一番印象に残ったのは「正しい国-WAR We Are Right!!−」でした。 正しいは、強い。 正しいことは、残酷だ。 正しいことを言う事は、間違っていない。 正しいことを言い続ける事は、社会の間違いに立ち向かっていくことだ。正しいことを言い続ける事は間違っていないのだから、それを続けなくてはいけない。正しいことを言い続ける事は間違っていないのだからそれを言い続ける人は、決して間違わない人である。正しいことを言い続けることは間違っていないのだからそれを言い続ける人は、自分の間違いを決して知らない。

  • よっち さん

    キノとエルメスの旅第十四弾。「呟きの国」はなんかSNSサービスっぽい話になってましたね。「開運の国」は貪欲な師匠にしては欲ないなと思ったんですが、冷静に見極めた上での判断だったりで、さすがだなと思いました(苦笑)限られた確実な人生を取るか、不確定な人生を選ぶかという「寄生虫の国」、正しさを求めるがゆえに他国にまで干渉した「正しい国」しかり「“当たり前”とは、他人にとっては当たり前じゃないんだよ」ということを考えさせられる話が多かったです。全体的に当時の時事ネタっぽい話が取り込まれてた印象ですね。

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時雨沢恵一

2000年から作家業の世界に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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