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キノの旅 11 the Beautiful World 電撃文庫

時雨沢恵一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784840240253
ISBN 10 : 4840240256
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
15cm,257p

商品説明

ある春の日。 山からの冷たい雪解け水が、森の緑に活力を与え始める頃――。

朝の日を背に受けて、キノとエルメスは、とある国を見下ろす山の上にいました。
あとは道を下っていくと、そこにある森に囲まれた広い城壁の中へと、城門へとたどり着く場所でしたが、「こりゃ入れないね、キノ」 エルメスとキノは、そこから動こうとしません。
見えるのは、国内のあちこちで上がっている火の手でした。
たくさんの家が燃えています。 風に乗って、薄く煙が、そして人間の悲鳴が聞こえました。
キノがスコープで覗くと、人々が殺し合っているのがよく見えました。
狭い国内で、たくさんの人がたくさんの人を、殴ったり切ったり、時に撃ったりしながら、朝のお日様と蒼い空の下で、延々と殺し合っています……。(『お花畑の国』)

『お花畑の国』 を含む、11の物語を収録。 黒星紅白描き下ろしイラストも満載!
そして、今回の “あとがき” では……!?

内容詳細

ある春の日。山からの冷たい雪解け水が、森の緑に活力を与え始める頃―。朝の日を背に受けて、キノとエルメスは、とある国を見下ろす山の上にいました。あとはもう道を下っていくと、そこにある森に囲まれた広い城壁の中へと、城門へとたどり着く場所でしたが、「こりゃ入れないね、キノ」エルメスとキノは、そこから動こうとしません。見えるのは、国内のあちこちが上がっている火の手でした。たくさんの家が燃えています。風に乗って、薄く煙が、そして人間の悲鳴が聞こえました。(「お花畑の国」)他―全11話収録。そして、今回の“あとがき”は…。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ♡手乗りタイガー♡ さん

    •この腕で人を殴りこの腕で人を抱く-←この言葉心臓にドカンときた!「子供の国」ラストこどもの台詞GJまさにやな。今の時代でもこゆことあるけど人の教育方針には口出しできませんw「お花畑の国」…知らない方がいいことってよくあることだw「アジン(略)の国」こっれも記憶にあるわあ!wwインパクトありすぎ!キノファンのみなさんなら「アジン」で反応できるくらいのレベルwさすがにあんな円周率みたいな国名は覚えんけど…初読のときは流石にギャグ回と思ったけど…国名の由来知ってしまったからにはね、とっても素敵な国!↓

  • 蒼伊 さん

    再読。「つながっている国」と「学校の国」がよかった。「つながっている国」は、ちょっとラストが分からないなぁと思っていたけどよく考え込むと「なるほどなー」と。見る人によっては滑稽に映るかもしれない話だけど、私はなんか切なかった。「学校の国」は以前読んだ時も衝撃的だったけど読み返しても同じ印象を持った。あと「カメラの国」もよかった、優しい気持ちになれました。

  • まりも さん

    この腕で人を殴り、この腕で人を抱く。この副題通りに手段は違えども何かを護る為に相手に何かをする話が多い。アジン(略)の国、最初は寿限無的な話なんだろうかと思ったら過去犠牲になった人たちを忘れないための国名だったのか。子供から大人まで皆が覚えているという事はとても素敵だと思う。学校の国、先生が最後に言った言葉の通りな結末だった。戦う人たちの話、赤ちゃんの為に戦うキノが良いね。赤ちゃんを巡って様々な思惑があり結果的にあんな結末だったけど赤ちゃんが無事で良かった。何気に知識人(機)なエルメスに笑った。

  • ♡手嶋♡ さん

    この腕で人を殴りこの腕で人を抱く。この言葉心臓にドカンときたな。「子供の国」ラストこどもの台詞GJまさにやな。人の教育方針には口出しできませんw「お花畑の国」知らない方がいいことってよくあることだwとくにこの世界では。「アジン(略)の国」これ!記憶にあるわあ!wインパクトありすぎて!キノファンのみなさんなら「アジン」で反応できるくらいのレベルだと思いますwさすがにあんな円周率みたいな国名は覚えれんし、初読のときは流石にギャグ回と思ったけど、国名の由来知ってしまったからにはね、とっても素敵な国!↓つづき

  • よっち さん

    キノとエルメスの旅第十一弾。「つながっている国」「アジン(略)の国」「国境のない国」や、師匠に命ぜられてキノが五日間学校に通ってものづくりを学ぶ「学校の国」などは印象に残っていますが、自分が好きなだったのは国と国を繋ぐ道を整備して豊かにし、結果として人類を滅ぼそうとする遠大な計画を何百年も実践する集団との出会いを描いた「道の国」のお話ですね。「戦う人達の話」は様々な大人たちの思惑が交差する複雑なお話でしたが、娘はそんな政争に巻き込まれずに、キノと名付けられて無事成長していることがうかがえてホッとしました。

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時雨沢恵一

2000年から作家業の世界に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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