いのちの車窓から

星野 源

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040690667
ISBN 10 : 4040690664
フォーマット
出版社
発行年月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
200p;19

内容詳細

今、大注目を集める星野源のエッセイ最新刊! 怒涛の2年間がここに。

星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載をスタートした、エッセイ「いのちの車窓から」に<書き下ろし>を加えて単行本化! 
ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に2度目の「紅白」出演と、今、大注目を集める星野源。怒涛の駆け上がりを見せた2年間の想い、経験、成長のすべてがここに!

タイトルの『いのちの車窓から』とは、普段かけている度の強い眼鏡のレンズ越しに、周囲を見ている自分を、なんとなく「窓の内側」にいると感じていることをきっかけに、表現したもの(表題作「いのちの車窓から」に内容収録)。

本書では、その「窓」から星野が見てきた、<自分の外側>にあるものの面白さを丁寧に描写し、また<自分の内側>に発生したことを、本音と哲学で綴っている。

こっそり別人としてツイッターをやっていた秘話。集団ではいつも一人でいた自分が、「自分が人見知りである」と自ら言うことをやめた、そのきっかけ。星野源の日常の「一日」を淡々と描いた記録。ある人の言葉に想いを馳せ、山手通りを泣きながら歩いた、その日のこと。そして、大ヒットシングル「SUN」「恋」に込めた想いや製作過程、念願だった、「紅白」出場。
「恋ダンス」でも話題となったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』撮影現場で得た、<気づき>の数々……など、約2年間にわたり、星野源が綴ったエピソードが満載。
また、これまでの著作を経て文筆家としての才を発揮し、表現したのは、彼の「窓」から覗いた周囲の力強くも優しい、素敵な人々の姿。

現実は一つだけれど、「窓」からどのように世界を見るかによって変わるであろう「生きる楽しさ」。そして「自分自身」を、「人を好き」でいられることの幸せ。
星野源の紡ぐ言葉の数々は、胸の奥に、すっと、温かく染み込んでいく……。
星野源の面白さと、哲学と、精確さのすべてを注ぎ込んだ珠玉のエッセイ集!

「人生は旅だというが、確かにそんな気もする。自分の体を機関車に喩えるなら、この車窓は存外面白い。」(本書「いのちの車窓から」より引用)

2017年、新たな書き下ろしエッセイも収録。
なお、挿絵を『キルラキル』のキャラクターデザインもつとめた、すしおが手がけている。

【著者紹介】
星野 源 : 1981年、埼玉県生まれ。音楽家・俳優・文筆家。俳優として、映画『箱入り息子の恋』(初主演)、『地獄でなぜ悪い』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞などの映画賞を多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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前作「よみがえる変態」は著者を中心にエッ...

投稿日:2021/04/10 (土)

前作「よみがえる変態」は著者を中心にエッセイが綴られていたが、今作では大半が人間観察的なエッセイである。著者の人柄が溢れた優しい言葉で、観察させられた者は活字として表現されていく。そして、私の好きな作品は「夜明け」。こちらは人間観察を超えた、もはや人生観察とでも言おうか。言葉のテンポから最後の締め方まで秀逸であり、何度も読み返してしまう。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本 さん

    劇場版聖☆おにいさんを観て、真田丸を観て、昨年末にエッセイ本を読み、今年の頭からANNを聞く様になりと少しづつ星野源にハマりつつある。ラジオでもよく話に上がる人達の事や、日々の生活の話など星野源のありのままを綴ったエッセイ本。本人は否定するだろうけどやっぱり多才だわ。

  • あや さん

    正に「星野源」という一冊。ありのままの彼の姿が描かれており、パラパラと捲るだけで「星野源」が溢れてくる。 やはり読んで良かったと思わせてくれました。

  • Mr.チャーリー さん

    星野源。NHK大河ドラマ真田丸に出演していたのを見て、気になっていた人です。 彼の生活感がとても身近に感じられるエッセイだと思いました。 人生、毎日いろんな人と出会い、様々な場所に行き、たくさんの事を経験します。 そうした事を彼の五感をフル活動させて書かれた文章からは、素直で率直な気持ちがバンバン伝わってきます。 仕事柄、健康に気をつけてください!と思わずささやいてしまいました。 堅い内容の本を読む合間に読むと、とても気分転換になる本だと思います。

  • Die-Go さん

    図書館本。当代きっての人気者になった星野源の『ダ・ヴィンチ』誌での連載エッセイに書き下ろし二編を加えたもの。過去のエッセイ集からはうってかわって下ネタを封印してしまったのかな?掲載誌の都合もあるか。でも、彼の人気が出る歴史を追う上ではなかなかに楽しめる内容だったか。★★★☆☆

  • 優希 さん

    ダ・ヴィンチで馴染んでいた源ちゃんのエッセイを改めて読むと、日常と音楽と俳優のバランスがとてもニュートラルで自然体だと感じます。何も飾らないからこそ人に好かれ、孤独で人見知りながらも人が好きだという彼の立ち位置がストレートに入ってきました。源ちゃんの目に映る風景は誰もが見ているものの1つなのかもしれませんね。これからの毎日の中で、源ちゃんはどんなものを彼の車窓から見るのでしょう。今後の車窓も楽しみにしています。

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