人殺し ハルキ文庫

明野照葉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758444279
ISBN 10 : 4758444277
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
357p;16

内容詳細

本郷に住むフリーライターの野本泰史は、近所の洋食屋「琥珀亭」に足繁く通っている。独身の泰史は、最近店の手伝いをはじめた弓恵というはかなげな女性に、次第に惹かれていく。だがそれを感じた琥珀亭主人夫婦に、あの女性はあなたにふさわしくない、と忠告される…。純粋で美しい「愛」が、恐ろしい「憎しみ」へと堕ちていくとき、あなたは?―傑作長編サスペンス『ひとごろし』を改題、装いも新たに登場。あなたの全身は総毛立ち、心は凍り付く!

【著者紹介】
明野照葉 : 東京生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。1998年「雨女」で第37回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2000年『輪廻』(文藝春秋)で第7回松本清張賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • H!deking さん

    お〜、ラスト良いですね。面白かった。愛とはなにか?たまには考えてみるのもいいでしょう。なかなか怖いです。

  • JKD さん

    人と深い関わりを持つことを極度に拒絶する泰史と、執拗なまでに愛情を求め責め込んでくる愛情至上主義の弓恵。加えて絶対家族主義で家族愛を狂信する泰史の妹、萌子。それぞれが対峙して互いの精神を攻撃するシーンはリアルに恐怖を感じました。明野作品はライトなイヤミスのイメージでしたが本作品は心の奥底にあるどす黒い部分をこれでもかと鋭く切り込み抉りだしてきます。誰も悪意はない。あるのは泰史だけ。完璧な化粧をしてケタケタ笑う弓恵。怖いこわい。

  • MAMI. さん

    ★★★☆☆

  • 読書と紅茶🥰 さん

    弓恵と萌子の間で板挟みになる泰史。あれだけ弓恵に入れ込むなと忠告されたのに…パンドラの箱を開けてしまった泰史に救いはあるのだろうか。慎ましやかな弓恵と、兄想いの妹である萌子の姿が後半に行くにしたがって得体のしれない恐怖にかわる。それにしても表紙絵が怖い・笑。

  • まえかわ さん

    愛。ってなんだろう。。 面白かった。勧めたい。

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人物・団体紹介

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明野照葉

東京都生まれ。1998年、「雨女」で第37回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2000年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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