本能寺の変 431年目の真実 文芸社文庫

明智憲三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784286143828
ISBN 10 : 4286143821
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
追加情報
:
345p;15

内容詳細

名門・土岐明智氏の行く末に危機感を抱いていた光秀。信長の四国征伐がさらに彼を追いこんでゆく。ところが、絶望する光秀の前に、天才・信長自身が張りめぐらした策謀が、千載一遇のチャンスを与えた!なぜ光秀は信長を討ったのか。背後に隠された驚くべき状況と、すべてを操る男の存在とは!?新事実をもとに日本史最大のクーデターの真実に迫る、壮大な歴史捜査ドキュメント!

目次 : 第1部 作り上げられた定説(誰の手で定説は作られたか/ 定説とは異なる光秀の経歴/ 作られた信長との不仲説)/ 第2部 謀反を決意した真の動機(土岐氏再興の悲願/ 盟友・長宗我部の危機/ 信長が着手した大改革)/ 第3部 解明された謀反の全貌(本能寺の変はこう仕組まれた/ 織田信長の企て/ 明智光秀の企て/ 徳川家康の企て/ 羽柴秀吉の企て)/ 第4部 叶わなかった二つの祈願(祈願「時は今あめが下なる五月かな」/ 祈願「国々は猶のどかなるとき」)

【著者紹介】
明智憲三郎 : 1947年生まれ。明智残党狩りの手を逃れた光秀の子・於寉丸(おづるまる)の子孫。慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了後、大手電機メーカーに入社。一貫して情報システム分野で活躍する。長年の情報畑の経験を活かした「歴史捜査」を展開し、精力的に執筆、講演活動を行っている。日本歴史学会会員。土岐会会員。情報システム学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • AICHAN さん

    図書館本。本能寺の変には多くの謎がある。まず動機がよくわからない。秀吉の中国大返しが漫画すぎる。家康の逃避行もうまく行きすぎ。こうした伝承は秀吉による「惟任退治記」や後世の書物によるものばかりだ。光秀側の古典史料がほとんどない。そこで著者が動いた。著者の名は明智憲三郎︎。光秀の子孫なのだ。子孫として先祖の汚名を雪ぐことを目的に、いろいろな史料から事実らしいことを探り出し、「こうであったことが確からしい」という真実を“歴史捜査”で明らかにする。読んで光秀像が変わった。ただ、あまり確からしくないこともあった。

  • れみ さん

    光秀の息子の子孫による「本能寺の変の真実」に迫る歴史捜査本。信長・光秀・秀吉・家康の4人の思惑が交錯しているところにドキドキさせられる。ただ、秀吉に対してはかなり手厳しく、信長に対しては良いところも書きつつやや厳しく、家康に対してはそれほど厳しいことは言わず…という辺りに光秀を祖先に持つ作者の方の思惑がどれくらい影響しているのだろう、ということも少し気になった。まあでも、今でも光秀の子孫であることを口外できずにいる家系があるとすれば、こういう言い分も分からないではないなあ。

  • ケイ さん

    歴史は勝者が作るものであり、特に『本能寺の変』については、未だにこれが定説とは言いきれていない状態。というか、もう、今更、明智光秀が信長を討った真の動機は分からないだろう。それを子孫にあたる著者が、自分なりに研究を重ねて、新たな視線で語る。しかし、明治維新後の事などは、多少こじつけもあるようで、そうすると全体の信憑性も揺らぐように思えて残念だ。後日追加した部分は必要なかったのでないか。

  • ナイスネイチャ さん

    本能寺の変の真相を解き明かす作品。伊東潤著書「峠越え」を読んでいたので家康の下りはスッと入れました。ただ千利休と秀次の所はちょっと解説が浅いのでは?

  • gonta19 さん

    2016/9/7 未来屋書店金沢FORUS店にて購入。 2017/12/25〜2018/1/2 年またぎで2018年最初の読了本。明智光秀の末裔の著者が、「歴史探偵」として定説にとらわれず、歴史資料からその真実に迫る。真偽の程は分からないが、非常に説得力のある説。歴史好きで未読の人は是非。

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明智憲三郎

1947年生まれ。明智残党狩りの手を逃れた光秀の子・於寉丸の子孫と伝わる。慶応義塾大学大学院工学研究科修士課程修了後、大手電機メーカーに入社。一貫して情報システム分野で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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