なんたってドーナツ 美味しくて不思議な41の話 ちくま文庫

早川茉莉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480432186
ISBN 10 : 4480432183
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
281p;15

内容詳細

ハチミツを思わせるキツネ色に粉砂糖の白、匂い、サクサクとした歯触り、丸い形、ふくらみ、真ん中の穴、言葉の響き、ドーナツは幸せを運んできます。材料が乏しかった時代の手作りおやつ、朝食用のドーナツが段ボールでロビーに置かれるホテル、小さな教会の日曜学校が出合った初めて目にするお菓子、哲学的思考を呼び覚ます穴の存在―、多くのドーナツ好きが文章を寄せてくれました。

目次 : 第1章 ドーナツの思い出(ミルクホールとドーナツ(吉沢久子)/ 焼いもとドーナッツ(五所平之助) ほか)/ 第2章 ドーナツの時間(おまけのドーナツ(林望)/ 愛の時間(熊井明子) ほか)/ 第3章 ドーナツの穴(ドーナッツ(村上春樹)/ おへそがない!(角野栄子) ほか)/ 第4章 ドーナツのつくり方(ドーナツ(増田れい子)/ ドーナッツ作りにうってつけの日(筒井ともみ) ほか)/ 第5章 ドーナツの物語(ドーナッツの秘密(長田弘)/ ドウナツ(北原白秋) ほか)

【著者紹介】
早川茉莉 : ライター、編集者。『すみれノオト』発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちょろんこ*勉強のため休止中 さん

    ドーナツが好きじゃない。だから薀蓄やレシピよりも、ドーナツを小道具として描かれた”人間同士の何か”に興味がいってしまった。特に松浦弥太郎さんの『テンダーロインのヴェローナ・ホテル(第3話)』が好き。サンフランシスコの安宿で朝食として毎日配られるドーナツ。わずか5ページのエッセイだが短編映画のようだ。意にそまない事もある、人生そんなもんさ...粋なマフィアが経営するホテルにはドーナツが似合う。甘くてもさっとしていて、高級でないけどどこか懐かしい。ドーナツがカリっとした妙味を添えていて、何とも印象的だった。

  • milk tea さん

    林望さんのエッセイに天ぷらの衣の生地が少し残ると、そこに小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーを加えてドーナツを作ってくれたとある。実家の母も同じだった。天ぷらも好きだったが、子供だった私はむしろドーナツの方が楽しみでならなかった。そう、生地がしっかりした卵ドーナツ。味の記憶は消えないものである。ドーナツという言葉ひとつにもいろんな形と思い出があるようだ。やっぱりドーナツには真ん中が丸く空いてなきゃとも思う。

  • カロリーナ さん

    エッセイ☆3 ドーナツの起源は1847年、ベイカリーで見習いをしていたハンソン少年が真ん中部分に火が通っていない丸い揚げケーキをゲンコツで叩いたことによるとか。41編収録のドーナツ(主に)エッセイアンソロジー。❋「お菓子はときに人のノスタルジーをかきたてる(野口久光)」、“日本の平均的大人はドーナツばかりでなく、アメリカ人の大人がよく食べるチョコレート、アイスクリームなどを子どものたべものと思い込んでいるフシがある”、野口さんと共に強く否定致します。今でも喜んで食べますし、↴

  • りり さん

    ドーナツの様々なお話。作り方や小さい頃の思い出など書かれていて、読んでいるうちに無性に食べたくなってきます。個人的にオールドファッションのようなシンプルなドーナツが好き。

  • はるき さん

    世の中にはお洒落なドーナツが色々ありますが、わっかのあるシンプルなドーナツが一番好きです。食べ物のアンソロジーが好きなんですが、お米とかの主食ではなく、嗜好品の方が気楽に読めます。

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