花へんろ 夢の巻 早坂暁コレクション

早坂暁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585011897
ISBN 10 : 4585011897
フォーマット
出版社
発行年月
2008年06月
日本
追加情報
:
20cm,380p

内容詳細

大正末期から昭和初期の四国。遍路道にある風早町を舞台に、大きな時代のうねりの中で、支えあってたくましく生きる庶民の姿を描く。母への憧憬とともに自らの少年時代を描く著者の代表作、第1巻。

【著者紹介】
早坂暁 : 1929年、愛媛県松山市生まれ。作家。本名、富田祥資。日本大学芸術学部演劇科卒業後、業界紙編集長、出版事業に従事しながらテレビシナリオを書き始める。以後、小説、映画シナリオ、戯曲、舞台演出、ドキュメンタリー製作を手がける。代表作に、「夢千代日記」「花へんろ」「天下御免」「天国の駅」「ダウンタウンヒーローズ」「華日記」「公園通りの猫たち」などがある。新田次郎文学賞、講談社エッセイ賞、放送文化基金賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、芸術祭大賞、モンテカルロ国際テレビ祭脚本賞、放送文化賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • suntalk さん

    著者の本初読み。愛媛県風早町のお遍路さんの通り道にある勧商場を舞台に大正末期から昭和初期の満洲事変や上海事変が起きた激動の時代の家族の生活を描いた物語。共産主義の考えにシンパシーを感じている視点から描かれているのが気になったが、寅さん映画同様に面白く読めた。昨年の今頃、歩き遍路をしていたので、もしこの本を読んでいたら、富田勧商場(今は居酒屋らしい)に行ってみてたのになあとちょっと残念。この後、風の巻、海の巻へと続く。

  • りゅっく さん

    四国に越してきた以上、一度は読まなければと思っていた早坂氏の作品、初めて読みました。読む順番もよくわからずとりあえず読み始めました。若干説明くささは否めないものの、郷土を舞台に日本を、世界を描いたわかりやすい作品

  • wasabi さん

    脚本家ならではのとても分かりやすい文章で、戦争に陥る経過はこういうことだったのかと知り得る。戦後に生まれた我々には、どうして当時の国民は一部軍部の過ちを糾弾できなかったのか、政治家を襲うテロルに立ち向かわなかったのか、本当になす術もなかったのかと考えてしまう。そうしたことを、選挙権すら与えられていなかった一般女性の暮らしをとおして伝えてくれるのだ。

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早坂暁

1929年、愛媛県松山市生まれ。作家。本名、富田祥資。日本大学芸術学部演劇科卒業後、新聞社編集長、いけばな評論家として活躍しながらテレビシナリオを書き始める。以後、小説、映画シナリオ、戯曲、舞台演出、ドキュメンタリー製作を手がける。新田次郎文学賞、講談社エッセイ賞、放送文化基金賞、芸術選奨文部大臣賞

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