CD

古代の舞曲、ユーカラ、左方の舞と右方の舞、羅生門、他 芥川也寸志&新交響楽団、山田一雄&日フィル、他(2CD)

早坂文雄(1914-1955)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9529
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

フォンテック/現代音楽シリーズ
貴重な音源が蘇る!


フォンテックの持つ膨大かつ貴重な日本の現代作品音源を、2枚組アルバム4タイトルに再構成したシリーズの登場。内容は、芥川也寸志・早坂文雄・伊福部昭・清瀬保二・小倉朗と、日本の音楽史に燦然とその足跡を残す5人の作曲家にスポットを当てたもので、どれも大変興味深いものとなっています。
 このアルバムに収められた早坂文雄[1914-1955]は、映画「七人の侍」や「羅生門」など、日本の映画音楽史に残る作品の音楽を書いた偉人として、その名を語り継がれる作曲家。黛敏郎や武満徹など、彼が影響を与えた作曲家は数知れませんが、純音楽の分野でも早坂が残した作品には素晴らしいものがあり、結核で41歳で亡くなられてしまったことが惜しまれます。

【収録情報】
早坂文雄
Disc1
1.古代の舞曲
2.左方の舞と右方の舞※
3.映画音楽「羅生門」から
4.管弦楽のための変容

Disc2
1.交響的組曲「ユーカラ」

 芥川也寸志 指揮/新交響楽団(Disc1) 
 山田一雄 指揮/日本フィルハーモニー交響楽団(Disc2)

 録音時期:1979年4月6日(Disc1 1,3,4)、1987年2月1日(Disc1 2)、1986年4月11日(Disc2)
 録音場所:東京文化会館、サントリーホール※
 録音方式:ステレオ

内容詳細

早坂文雄の戦前戦後の代表作をまとめている。早坂を知るには格好のアルバムと言える。汎東洋主義を唱えていたが、いわゆる民族主義作曲家のひとりであり、独特の音楽のあり様が、武満ら実験工房のメンバーらに影響を与えたと思われる。そうした関係に思いを馳せる格好のCDではある。演奏も優秀。★(T)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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黒沢作品などの映画音楽ではかなり有名な早...

投稿日:2018/04/05 (木)

黒沢作品などの映画音楽ではかなり有名な早坂文雄氏は、短期間ではあるが武満徹さんとのつながりもあり、最近読んだ武満徹氏関係の本(「武満徹・音楽創造への旅」「武満徹ある作曲家の肖像」など)を読んで以降、個人的には高く再評価しています。「ユーカラ」は初めて聴いたのですが、聴きごたえがありました。もう少し長生きしてほしかったと思います。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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早坂文雄畢生の大作”ユーカラ”は未知なる...

投稿日:2017/10/17 (火)

早坂文雄畢生の大作”ユーカラ”は未知なるものだ 武満徹が指摘するようにそれは”古代”と同義だった 四十有余年の生涯を締めくくる早坂渾身の一作 フランス音楽とストラヴィンスキーに憧憬を抱いていた人が西洋の弁証法的様式を捨てて 非西洋的言い換えれば東洋的概念で一から音楽を組み立てた 対位法も和声法も用いない 線を生かす 線と線を組み合わせる抽象性を押し詰めた音楽 わたしは”水平なる音楽”と呼ぼう 早坂は5つの要素を上げている 単純性 無限性 非合理性 平面性 そして植物的感性 50分にも及ぶ全六楽章を堪能した 面白い この二枚組Discでは 他に芥川&新響による早坂文雄の代名詞と言い得る4曲の名演を愉しむことができる 是非を添えて お聴きになっては如何 と言いたい 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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