父とふたりのローマ 鈴の音童話

日野多香子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784866180298
ISBN 10 : 4866180293
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
140p;22

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • yoshizawa tutomu さん

    子供が読むかなと思って、手にとった本。父はコンピュータ会社を経営している自慢の父だった。その父が事業に失敗し、しばらく別居していた後、突然失踪してしまう。冬休みを控えたある日、ローマから父の手紙が届く。一度、こっちに来てみないかと。父を連れ戻すために、一人、ローマに向かう僕。父との衝突、葛藤を経て、子供から青年への一歩を踏み出す姿をローマという街を通じて描かれている。自分のわがままで息子が自分へと寄せる思いに答えられない苦しさ。自分も一人の父親として、主人公の父親の心苦しい気持ちをしみじみと感じた。

  • taverna77 さん

    内田新哉さんが挿絵を描いている関係で手に取りました。ローマまでお父さんを追いかけていく物語ですが、父、子ともに一歩ずつ成長していくさまが微笑ましいです。「距離みたいなもの」には期待しない方がいいというのはぼく自身の経験則ですが、ときには距離が大切な役割を果たすこともありそうです。またそう期待させてくれるのが児童文学の良い点でもあります。物語はちょうど大晦日から新年にかけて、少年が「今日から僕の新しい日が始まる」と前を向くシーンで幕を閉じます。お正月に読むにもぴったりの一冊です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

日野多香子

東京に生まれる。東京学芸大学卒業。『闇と光の中』(理論社)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。2017年には児童文化の向上発展のための長年の努力、功績に対して、児童文化功労賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品