世界の猫の民話 ちくま文庫

日本民話の会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480434258
ISBN 10 : 4480434259
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;15

内容詳細

かわいい!だけじゃない。誇り高く自由気ままでどこか不気味な存在感をただよわせる動物―猫。「神様の使者としての活躍」「予知能力」「ネズミを追いかけるようになったわけ」「魔女との関係」などなど、世界各国の神話・伝説・昔話から民間伝承までを広く集成、分類。ほか親類である虎の話もあわせて収録。この一冊で、猫の魅力、猫と人類の関係が深いところまで見えてきます。

目次 : 第1章 最初の猫―由来の話/ 第2章 あの猫は私だった―魔女と猫/ 第3章 若者と虎の精―こわい虎と猫/ 第4章 ソロモン王の魔法の指輪―人を助ける虎と猫/ 第5章 ロンドン万歳―魔的な猫/ 第6章 ネズミの喜び―動物たちのつきあい/ 第7章 腹ペコならなんでもおいしい―猫さまざま

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    ちくま文庫から出版されている、犬と猫の民話のシリーズの猫に関するものです。神話の時代から始まっていて猫がライオンの鼻から出てきたというのには笑ってしまいました。ネズミは悪魔の化身でそれを退治する猫という位置づけです。また顔を食事のあとで手入れするのもなぜか、という話があります。よくまあこれだけ猫に関する話ばかりを集めたものだと感心しました。

  • がらくたどん さん

    西欧文化圏での猫伝説は『猫のフォークロア』(K.M.ブリッグズ)で堪能したので西欧外(中国・インド)のニャン噺に触れたくて。中国・アジアは大部分が「虎」だった。ニャン族と言えなくもないが、ちょっとサイズ感・強度ともにビッグだニャン。インドの昔話が面白い。猫はもともと無知な虎のお師匠さんだったり、伯母さんだったり。猫師匠は図体ばかりデカクなった虎に木登りだけは教えてあげなかったそうな。賢さ・小回りの尊さよ!これはこれで、お話を系統別に分類していて読みやすい本。「山亭」の名シェフ白猫パンガーの紹介コラムあり。

  • ワッピー さん

    読書会ネタの1つとして。世界中の猫の民話を集めると、類型が浮かび上がってくる。@悪魔・魔女の化身、または使い魔としての邪悪な存在 A賢く主人に仕える忠実な存在 B高貴で謎めいた存在 Cより大きな動物に対して知恵を使って優位に立つ存在 D案外に間が抜けていてだまされる存在。大きな猫であるトラやライオンに対して優位に立つ一方で、小さな動物にだまされたりというのは、おとぎ話のお約束ですね。特に印象的だったのは、テレポートする猫の話「ロンドン万歳」、人間の恩知らずが露呈する長靴猫の類話「猫伯爵マルティン」でした。

  • ちょん さん

    読みごたえありました!世界各国の猫(もしくは猫科)にまつわるお話。聞いたことあるものもあればはじめて読むような話も多く、民話だけあって頭でイメージしやすい話ばかりで絵に描きたくなりました(*^^*) 個人的にゾクッと感動したのは「虎の眉毛」でした。「白猫パンガー」という詩も素敵だったし、王子さまに尽くした白猫が、「私の持っているすべてをさしあげたのに、わたしを当てにしてはくださらないの?白猫とは結婚したくないの?」と責め立てたセリフが大好きすぎる(笑)

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    猫にまつわる世界中の神話・伝説・昔話がたっぷり。『 恋しき天上界 / 最初の猫 / ノアの方舟 / 猫とライオン / 猫とキリスト / 身勝手な猫 / 猫とリス / 猫が人と一緒に住むようになったわけ / 猫が大事にされるわけ / 虎の額にある「王」の字 / 猫と雀 / 猫が食べてから顔を洗うわけ / 猫の強み / 炉ばたの猫と外の犬 / 自由の証書 / 仲の悪いピューマと狼 / 白猫パンガー / 迷子の白猫 / 二人の女友だち / あの猫は私だった / 銀の弾丸 / 粉屋の見習い小僧と猫 →

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