日本テレビ報道局天皇取材班

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昭和最後の日 テレビ報道は何を伝えたか 新潮文庫

日本テレビ報道局天皇取材班

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101260112
ISBN 10 : 4101260117
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
524p;16

内容詳細

昭和天皇吐血の大スクープを『きょうの出来事』が報じたその瞬間から、激動の昭和が終焉へと向かう最後のドラマが始まった。昼夜問わず繰り広げられる取材記者と宮内庁の情報戦。「癌」公表の是非を巡り葛藤する局内。マスコミは連日病状を速報し、街が自粛ムード一色に染まるなか、ついに崩御の時が訪れる…。テレビ報道の真実を克明に綴るドキュメンタリーの名著、待望の文庫化。

目次 : 第1章 予兆(六十二年夏/ 異変/ 天皇誕生日 ほか)/ 第2章 手術(執刀/ 手術終了/ 術後会見 ほか)/ 第3章 小康(運命/ 沖縄・秋/ 親任式 ほか)/ 第4章 六十三年(お出まし/ マスコミ対策/ 皇后倒れる ほか)/ 第5章 闘病(スクープ/ 九月二十日/ 秋雨 ほか)/ 第6章 昭和最後の日(一月六日 午後十時・最終確認/ 午後四時三十分・宮内庁西玄関/ 午後六時・定例発表 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    平成生まれの人間だが、本書を読むと終始感動していた。崩御の二年前からその瞬間までを克明にメディア側から追った1冊。ちょくちょく出てくる昭和天皇の国民への深い思いが伝わった。改めて昭和という元号のあとに平成と言う元号の意味にも思いを馳せた。

  • あすなろ さん

    昭和が逝った日。即位からの激動の22,660日。87歳と8ヶ月と9日の昭和天皇の生涯と共に終わる。天皇陛下の体に初めてメスが入るあたりから始まるドキュメンタリー。当時僕は15歳。昭和64年1月7日や8日は高校受験の為に塾におり、駅前で号外を受け取った。その号外に至る迄の世の独特な沈鬱さは感じていたが、改めてよくその当時を理解出来た。そして今回の今上天皇のご退位。これも実に様々な感想を持ったが、何よりこの昭和が逝く様を克明に自身の身と置き換えて見ておられた今上天皇ならではの退位へのお気持ちが今は察せられる。

  • AICHAN さん

    図書館本。昭和天皇吐血の報道がされて以降、繰り広げられた取材陣と宮内庁の情報戦。マスコミは連日症状を速報し、街が自粛ムード一色に染まる中、ついに崩御のときが訪れる。昭和天皇は腺がんだった。医師団はそのことをずっと隠していたのだ。テレビ報道の表裏を克明に綴るドキュメント。結構ページ数があって長いが、飽くことなく読むことができた。文章力が高い。

  • ソープ さん

    この日は我が家の年老いた犬が亡くなった日でもありました。その事と共に寒い日だったと記憶しています。本書は内容はさほど難しい事は書いてありません。昭和天皇の最後の様子を報道陣の大変さを絡ませて、そして昭和から平成への移り変わりを記したものだと思います。私自身現在この2つの時代にまたがって生きています。当時の記憶を呼び覚ますにもちょうどいい本だったと思っています。

  • 猫丸 さん

    体調を崩して静養中、突然の吐血。それから100日あまり続いた延命治療&ターミナルケア。そして1989年1月7日早朝、昭和が終焉するまでの取材日記である。日本テレビの記者の実体験から大きく離れることがなく、さまざまな苦労話を聞かされる。昭和が終わるときの社会の動きを多面的にえがいてほしいとのこちらの期待は完全にはずれた。まさかの付箋ゼロだ。天皇の治療の実態がほとんど輸血、それも大量の輸血と下血の繰り返しであったことは伝わった。

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