武田勝頼 1 陽の巻 講談社文庫

新田次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062763868
ISBN 10 : 4062763869
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
15cm,509p

商品説明

武田を滅ぼした若統領は本当に凡将愚将なのか?

青年武将勝頼は偉大な父武田信玄の後を継いだ。ところが武田の御親類衆や信玄が育てた家臣団は信玄の遺言をたてに、なかなか勝頼に実権を与えなかった。しかし世継ぎの式を経て若統領と認められた勝頼は、ついに織田軍と一戦を交えるべく号令をかけた。ときに凡将愚将とも評価される勝頼の実相に迫る歴史大作。

内容詳細

青年武将勝頼は偉大な父武田信玄の後を継いだ。ところが武田の御親類衆や信玄が育てた家臣団は信玄の遺言をたてに、なかなか勝頼に実権を与えなかった。しかし世継ぎの式を経て若統領と認められた勝頼は、ついに織田軍と一戦を交えるべく号令をかけた。ときに凡将愚将とも評価される勝頼の実相に迫る歴史大作。

【著者紹介】
新田次郎 : 1912年長野県生まれ。無線電信講習所(現・電気通信大学)卒業後、中央気象台(現・気象庁)に勤務。’56年『強力伝』で直木賞、’74年『武田信玄』ならびに一連の山岳小説により吉川英治文学賞受賞。’80年67歳で他界した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    久しぶりの時代小説。『武田信玄』を読んでいないのに、妙に惹かれたのでコチラから。一巻はかなり緩やかに進行し、まだ信玄のご威光が効いている時なので、先のことを知らずに読めば、このまま勝頼が成長して、最強武田騎馬軍をまとめていってしまうのではないかと思わされる場面も多々ある。反面、不貞腐れて軍議に参加しなかったり、御親類衆の顔色を伺いすぎたり、弱腰なところも多く描写されており、全体的に、信長や家康、真田昌幸に穴山信君といった、キャラ立ちした連中に呑まれて、主人公であるはずの勝頼の影が薄い。

  • 榊原 香織 さん

    3巻本の1 ちょうど今大河でやってる辺りから始まる。タイムリー そして、掛川城やら高天神城やら、知ってるとこがいっぱい出てくる。 吉田城も重要な場所なんですね。プレハブみたいな天守閣が立ってるけど あ、間違えた。あれは小山城か

  • 金吾 さん

    ○勝頼が家督をついで、調子良かった時代の話ですが、既に不和の芽が育っています。信玄が嫡男としてより一武将として扱っていたことにより、当主としての力を発揮できていない状態であるとともに、勝頼が個人的事情を優先させたり、虎の威を借りる狐のような部下を重要視したことにより穴山信君等から不信感を向けられていることがうまい具合に話の中に嵌め込まれているように感じました。

  • 金吾 さん

    武田信玄の続編という立場の本で、武田信玄を読んどいたら人間関係や史実外の登場人物を理解しやすいです。結果的に滅びるのはわかってますが、この巻の勝頼は色欲の優先と阿諛追従の部下を重視しているので、そのラインで親族、重臣の信頼を失っていくのかなあと思いました。

  • なにょう さん

    1573年の春、53歳の信玄は死ぬ。あと5年、10年長生きしていたら。御親類衆の穴山信君、武田信廉と言った諸先輩方に支えられ、成長する勝頼様。そうは問屋がおろさない。信玄の死が早すぎた。勝頼の地位を確立するにも苦労する。ようようまとまる家臣団。遠州、三河に侵略し、家康と城を取り合う。しかし、武田と同盟する浅井・朝倉、長島門徒は信長に殲滅さるる。じわじわと追い詰められる武田軍団。長篠で決戦す。★信長は怖い。戦うなら徹底的に。秀吉は存在感を感じない。信長に従わざるを得ない家康。時に卑怯、臆病に見えるほど。

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人物・団体紹介

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新田次郎

1912(明治45)年6月6日‐1980(昭和55)年2月15日、享年67。本名:藤原寛人(ふじわらひろと)長野県出身。『強力伝』により第34回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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