武士道 いま人は何を考え、どう生きればいいのか

新渡戸稲造

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784837925125
ISBN 10 : 483792512X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;18

内容詳細

武士道の光り輝く最高の支柱である「義」、人の上に立つための「仁」、試練に耐えるための「名誉」―本書は、強靱な精神力を生んだ武士道の本質を見事に解き明かしている。武士は何を学び、どう己を磨いたか、これを知ることはすべての現代人にとって重要である。英文で書かれ、欧米人に大反響を巻き起こした最高の名著。

目次 : 武士道とは何か/ 武士道の源をさぐる/ 「義」―武士道の光り輝く最高の支柱/ 「勇」―いかにして肚を錬磨するか/ 「仁」―人の上に立つ条件とは何か/ 「礼」―人とともに喜び、人とともに泣けるか/ 「誠」―なぜ「武士に二言はない」のか?/ 「名誉」―苦痛と試練に耐えるために/ 「忠義」―人は何のために死ねるか/ 武士は何を学び、どう己を磨いたか/ 人に勝ち、己に克つために/ 「切腹」―生きる勇気、死ぬ勇気/ 「刀」―なぜ武士の魂なのか/ 武士道が求めた女性の理想像/ 「大和魂」―いかにして日本人の心となったか/ 武士道は甦るか/ 武士道の遺産から何を学ぶか

【著者紹介】
新渡戸稲造 : 盛岡に生まれる。札幌農学校で学んだ後、アメリカ、ドイツで農政学等を研究。帰国後は札幌学校教授、京都帝大教授、第一高等学校長、東京帝大教授、東京女子大学長を務め、青年の教育に情熱を注いだ。1933年、カナダのビクトリアで病没

奈良本辰也 : 山口県に生まれる。1938年、京都大学文学部国史専攻卒業。歴史家としてユニークな幕末・明治維新論を展開する一方、洒脱な随筆や人物評伝でも高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MATHILDA&LEON さん

    「小学校の道徳科目に成績がつけられる」。その話を中学時代の恩師と話していた時“そもそも道徳とは何なのか?”という話題になり、その時に恩師に勧められた。道徳と武士道ってどんな関係?と疑問に思ったものだが、本書はそれを実に簡単に解説してくれている。そもそも外国読者に向けて書かれたものである為、世界の歴史や文学作品を例に挙げ比較し論じられており、著者の視野の広さや知識の豊富さに驚きつつも、興味深く読んだ。本書は何度でも読みたいと思うし、騎士道とその歴史やヨーロッパ文学などにも興味が湧いた。再読決定本!

  • g.t さん

    宗教に変わる日本人の精神とは何か。令和の時代の自身としても影響を受けている考え方なのかもしれないと思った。

  • トッド さん

    起源:鎌倉封建。孔子の教え⇒はるか以前から日本人の本能が認知していた事の確認にすぎず。愛情⇔義理=正義の道理。キ教の愛に劣る義理を武士道が引上げた。勇気=正しい選択・平静・余裕⇒仁=哀れみの心。礼⇒気持ち。誠⇒正直≒名誉⇒恥辱は道徳の土壌。若者が追及しなければならない目標は富や知識ではなく名誉である。品性⇒訓育の第一。知=叡知>知識。侍=行動>学問。足らない事を誇りとする。経済を口にするははしたない。不平不満×感情を顔に×⇒礼儀。切腹⇒法制度・儀式典礼。名誉の掟⇒日本。武士道⇔哲学。武士道で人は説得できる

  • Jean31 さん

    武士道。この本の存在は高校の頃から知っていたと思うのですが、ようやく読みきりました。名著だけに多くの人が翻訳しているのですが、僕はこれが一番読みやすかったです。

  • kamisarah さん

    本書は、新渡戸稲造の武士道の現代語訳です。日本を大変長期にわたり支配した武家の根幹支えた思想が武士道である。しかし、それは聖書のように経典によって受け継がれて来たものではない。ド・ラヴレーもこの事に驚いている。元々そんな当時の日本の事を良く知らない外国人に向けて書かれた本書は、皮肉なことに昔の日本を知らない現代人への武士道のガイドになっていると思う。現代語訳も適切で、分かりやすく書かれている。折角世界一の歴史を持つ国に生まれたのだから、この国を長期間支えた思想を教養として学ぶ事は良い事だと思います。

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人物・団体紹介

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新渡戸稲造

1862〜1933。農学者・教育者・思想家。盛岡藩(岩手県)出身。札幌農学校在学中にキリスト教から大きな影響を受ける。米・独への留学の後、農学校に戻り教授を務めたが体調を崩し米国で療養。その際に本書『武士道』を英文で書き上げ国際的に評価を得る。その後、東京帝国大学教授、東京女子大学学長などを歴任。国

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