小説 言の葉の庭 角川文庫

新海誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041026151
ISBN 10 : 4041026156
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
400p;15

内容詳細

また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら―。雨の朝、静かな庭で2人は出会った。靴職人を志す高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野。迷いながらも前に進もうとする2人は、どこへ足を踏み出すのか。圧倒的な支持を受けた劇場アニメーション『言の葉の庭』を、新海誠監督みずから小説化。アニメでは描かれなかった人物やエピソードを多数織り込み、小説版ならではの新たなる作品世界を作り上げた傑作。

【著者紹介】
新海誠 : 1973年長野県生まれ。アニメーション監督。2002年、ほぼ1人で制作した短編アニメーション『ほしのこえ』で注目を集め、以降『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』を発表し、国内外で数々の賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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雨の日の東京・新宿御苑を舞台の物語です。...

投稿日:2021/04/19 (月)

雨の日の東京・新宿御苑を舞台の物語です。アニメーション映画監督の新海誠さんによってアニメーション映画を元に書かれた小説で、映画では描かれていなかった登場人物の動きや心の葛藤も小説では触れられているところは小説ならではで素敵だと思いました。

とどけ さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • せ〜や さん

    くどいな〜というのが率直な感想。ただ、雨に対する心の描写や風景の描写が上手だなって感じた。孝雄と雪野がそれぞれ雨を楽しんで時間を過ごしてる。読んでいて雨降らないかなと思ってしまった。「人間みんなどこかおかしい」。その通りかもしんない。

  • オセロ さん

    新海監督が手がけた同タイトルのアニメーション映画を自らノベライズした今作。そんな今作のキャッチコピーは「愛よりも昔、“孤悲”の物語」ですがその裏にあるのは、恋愛を絡めて人生をどう生きるのかという理想と現実の物語ではないかと。 また映画版では語られなかった他の登場人物や2人の心理描写が掘り下げられている点も良く、少年のタカオだからこそ大人のユキノにぶつけられる言葉と、2人の幸せを予感させるラストにはグッときましたね。

  • 相田うえお さん

    ★★☆☆☆19014 【無駄話】雨が好きな人もいるでしょうが当方は苦手。仕事の鞄の中にはノートパソコン,電源アダプタ,マウス,カードリーダー,USBメモリー,スマホ,モバイルバッテリー,印鑑付シャーボ,ノート,財布,傘,櫛,ハンカチ類,等を入れてますが、少しでも軽くするためにノートパソコンは数百グラム,マウスは超小型,スマホは軽量機種、そして!!傘はmont-bellのトラベルアンブレラ86g!!めちゃ軽!この傘を買ったとき、雨が降ってもいいかな?なーんて思ったものですが、、やっぱり晴れがいい。

  • 優愛 さん

    また会うかもね。もしかしたら、雨が降ったら――。夏の木漏れ日に照らされた雨が一層輝かせる梅雨時期に出会った二人の孤悲の物語。気がつけばあの日と同じ曇り空と雨の匂いを探してる。あの場所に行く口実を願い、祈っている。今日も明日も明後日も途絶えない雨が永久に続けばいいと。梅雨明けが告げるその意味に震える予感。永遠なんて何処にもない。そこに立っているだけで一生懸命だった。怖くて、苦しくて。救われていたの。捉えて離さないたった一人の"貴方"に。雨にも似た、溢れて止まない想いがある。万葉集の和歌と余白の使い方が素敵。

  • シータ さん

    語り手が多かったが文書が丁寧だったのでとても読みやすかった。万葉集の和歌が各章に合っていて、和歌って素晴らしいなぁと思いました。劇場アニメを観たのが3年前で、内容少し忘れてたのでいい補完になった。情報小出ししていく作品で、孝雄と雪野の心情とかが章を追うごとにわかっていき、あの時どういう心境だったのかなと答え合わせみたいな感じで読めて面白かった。

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