エッジ・オブ・リバーズ・エッジ “岡崎京子”を捜す

新曜社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784788515574
ISBN 10 : 4788515571
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
280p;20

内容詳細

岡崎京子『リバーズ・エッジ』へのオマージュ 永久保存版

一九九六年の交通事故以降、長い休筆生活を余儀なくされている漫画家・岡崎京子の最高傑作『リバーズ・エッジ』は、刊行から20年を経た今も、幅広い分野・世代のクリエイターと読者たちを、深く鋭く魅了してやみません。二階堂ふみ主演の映画も二〇一八年二月、いよいよ全国公開となります。本書は10代から60代までの優れたクリエイターたちが、詩、エッセイ、イラスト、美術、評論と、様々なかたちでその魅力と謎に迫るファン必携の永久保存版です。他の執筆者は辻村深月、浅野いにお、池田エライザ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、佐々木敦、環ROY、Chim↑Pomエリイ、長島有里枝、奈良美智、ブレイディみかこ、韓東賢、山内マリコら総勢25名。巻末に今注目のwaltz・角田太郎による映画全シーンへのサウンドトラックリスト、そして岡崎京子さんの最新情報も。

【執筆者一覧】
最果タヒ 山形浩生 玉城ティナ 環ROY 滝口悠生 千木良悠子 奈良美智 辻村深月 長島有里枝 仲俣暁生 浅野いにお フォスト・ファスロ 志磨遼平 杉本章吾 ブレイディみかこ 佐々木敦 椹木野衣 大島智子 池田エライザ 東 佳苗 エリイ 山内マリコ ケラリーノ・サンドロヴィッチ 二階堂ふみ 宇川直宏 飯田高誉 ハン・トンヒョン 小林司 飴屋法水 小沢健二 西島大介 角田太郎 祖父江慎

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう さん

    『リバーズ・エッジ』。それは、特別な岡崎京子の漫画の中でも、さらに特別な作品だ。バブルが弾けたあとの、阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件が起こる前の、そんな谷間である1993年から1994年に描かれた物語。一見、何もない、実感が湧かない、そんな谷間の時代を象徴させるのに、岡崎京子はセイタカアワダチソウが茂る河原を設定する。その何もない河原に誰にも見つからずに朽ち果てた死体が、唯一の実感として配置されている。刊行時、『リバーズ・エッジ』を読んだときのことを振り返り、辻村深月をして(つづく)

  • 月をみるもの さん

    きょねん、映画になってたとは知らなんだ。。予告編見ただけだけど、フォーゼでメテオ役やってて、今は朝ドラに出てる彼が演じる山田くんはかなりいい感じであった。

  • Shimaneko さん

    あの事故がなければ単なる通過点であり、多作な彼女の傑作のひとつに過ぎなかったであろうこの作品が、過剰なまでに突出して評価される事自体に複雑な思いを禁じ得ない自分としては、同意見のファンが少なからずいることに救われる。初期の「躁的に饒舌でシニカルな」「ヤング・マーブル・ジャイアンツ的なタッチ」も大好きだったから、「エグくてシリアスなストーリーテラーとして語り継ぐことだけは避けよう」(p.88) という姿勢に激しく共感。ついでに彼女の近況もちょろっとだけ知れて嬉しかったよ。

  • wasabi さん

    山形浩生目当ての人はサイトにアップしてる原稿の再録なので注意。90年代に囚われたままの人らのろくでもない思い出話から「今だったら観音崎くんはネトウヨになってるはず」と見当はずれな差別問題を論じる社会学者など微妙な執筆者たちの中で、確実に「今」を書いているプレイディみかこと大島智子が光ってる。

  • So Honda さん

    「エッジ・オブ・リバーズ・エッジ」。岡崎京子の「リバーズエッジ」を巡り評論や誘発された作品などを、原作のコマを効果的に配した構成にまとめた本。作品が書かれた1993年の時代状況に現在を照射した思考が多く、思った以上の読み応え。

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