探してるものはそう遠くはないのかもしれない

新井見枝香

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798053448
ISBN 10 : 4798053449
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
231p;18

内容詳細

某有名書店の“型破り”書店員による初エッセイ。

目次 : 01 会社に向いてない(アルパカ課長と私/ 世界一信用できない正社員 ほか)/ 02 結婚に向いてない(私のことは独身古漬け女とでも呼んでください/ 求ム2LDDKK物件 ほか)/ 03 大人に向いてない(女マリリン・マンソン高級クラブでハッスル/ どうか私のティファールのスイッチだけは押してくれるな ほか)/ 04 たまには向いてることもある(待てど暮らせどあなたは来ない/ 今日も元気で毒蝮三太夫の「うるせぇなクソババア!」を聴く ほか)/ 05 生きるのに向いてない(食パン30枚分の黒糖ミルク珈琲/ 地球が滅亡するボタンを押したくなるような ほか)

【著者紹介】
新井見枝香 : 東京都出身、1980年生まれ。アルバイトで書店に入社し、契約社員数年を経て、正社員として営業本部に勤める成り上がり書店員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    著者は書店勤めでいらっしゃる。それも★★堂書店(著者のtwitterによると別の書店に移られたようですが)。書痴を自認する私には憧れの職業である。おまけに自分が主催する文学賞「新井賞」まであるとは、もう「尊敬」の言葉しかありません。そんな方の書かれたエッセイが話題になっていると聞けば読まない手はない。予想に反して書店業界がらみの話ばかりではない。むしろ働く女性の日常オモシロエッセイ、それもかなり内面をさらけ出した内容である。そう、このエッセイは化粧を落とした素っぴんであり、女性としてはきわどい内容だ。

  • R さん

    思うままに書いた、そんな印象のエッセーというか、独り言というか、興味深い一冊でした。カリスマ書店員でもある著者が、日ごろ思っていることから、世の中を儚んだり、恨んだり、嫉んだりしている様が生き生きと描かれていて、特にこれという感動はないけど、なんとも読み進めて、ずるずる沼に引きずりこまれていくような印象でした、くだらないのだけども、それが魅力。思うままに生きているように見えて、本人は様々悩んでいるというか、迷っているというか、でも、やっぱり楽しそうに生きていると思えてならない。

  • とろこ さん

    テンポも良く、読みやすいことは読みやすかった。どこまでが事実で、どこからが妄想なのか分からない点も、嫌いではない。ただ、自虐ネタが多く、所々でついてゆけなかった。つまらない訳ではないが、私が面白いと感じる本ではなかった。が、それはおそらく、著者と私の、面白いと感じることのツボが違っただけなのだろう。

  • よんよん さん

    エッセイはほとんど読まない私がレビューを読んで手にした一冊。アライさんのように、知識や興味関心が縦横無尽に広がり絡まり合う思考を文章にするなんてびっくり以外の何者でもない。面白いと思うところもあり、ふーんで終わりのところもあり…。

  • ぶんこ さん

    本屋の新井さんのエッセイと思って読むと、ちょっと違うかな。でも面白かったです(途中で何度も他の本に脱線しましたが)。本屋さんとしての仕事も含めて、自分の好きなことへののめり込み方が半端ない。バンドの追っかけや好きな飲み物もしかり。これではお金の消えていくのが速くなるでしょう。誰に迷惑をかけるでなし、最後のページで(深刻さを失った)とあるので、気楽に楽しんで欲しいし、そんな日々のエッセイを今後も楽しませてください。

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新井見枝香

1980年東京都生まれ。書店員として文芸書の魅力を伝えるイベントや仕掛けを積極的に行い、独自に設立した文学賞「新井賞」は、同時に発表される芥川賞・直木賞より売れることもある。2020年からはストリップの踊り子として各地の舞台に立ち、三足のわらじを履く日々を送っている(本データはこの書籍が刊行された当

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