逆恨みのネメシス 星へ行く船シリーズ

新井素子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784882934943
ISBN 10 : 4882934949
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
285p;19

内容詳細

“私はあなたが嫌いです。”陰湿な手紙が届き、落ち込むあゆみ。心配した太一郎がレストランへ連れ出す。太一郎が席を外した隙に知らないおじいさんが近づいてきて…表題作ほか、書き下ろし「田崎麻子の特技」、新あとがきを併録。

【著者紹介】
新井素子 : 1960年東京都生まれ。立教大学ドイツ文学科卒業。77年、高校在学中に「あたしの中の…」が第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選し、デビュー。少女作家として注目を集める。「あたし」という女性一人称を用い、口語体で語る独特の文体で、以後多くのSFの傑作を世に送り出している。81年「グリーン・レクイエム」で第12回星雲賞、82年「ネプチューン」で第13回星雲賞受賞。99年『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆかーん さん

    カレンダーガール事件から1年。誘拐事件も無事解決して、水沢総合事務所で平穏に仕事をする森村あゆみさん。しかし、「私はあなたが嫌いです。」という手紙が家に届き、新たな事件が幕を開けてしまいます…。どうやら犯人は、高校生の安川信乃という人物。彼女は、前作の事件の原因を作った会社の社長の娘だったのです!謎の老人からにも付きまとわれ、逆恨みの嵐にあうあゆみさんは、それでも持ち前の純真さで事件に立ち向かいます。しかし、この事件の黒幕が、まさかのレイディというのに驚きました!彼女の目的が気になる所で最終巻へ続きます。

  • しゅわ さん

    【図書館】逆恨みからの嫌がらせに悩むあゆみちゃん。さらに謎のおじいちゃん殺し屋まで登場して大騒動。いままでは個別のお話が続いていた「星へ行く船」シリーズですが、今作と次は連続性が高く、まだまだ前哨戦といった雰囲気。初読の新規さんはラストで叫びたくなるんだろうなぁ。楽しみにしていた麻子さんの短編はともかくクドくてちょっと残念。あとがきの“挑戦”は賛否両論あると思いますが、この巻のあとがきはとても重要で“お兄ちゃんネタ”を詳しく解説していたハズ。あの事情説明が無くなってしまったのは残念過ぎる。

  • むぎじる さん

    良くも悪くもあゆみちゃんのがむしゃらさがビシビシ伝わってくる巻。このがむしゃらさが私には少し傲慢にうつって、あまり好きではなかったのを思い出した。すっかり内容を失念しているので、これからどういう風にラストへ“つづく”のか楽しみ。

  • はなん さん

    私のさまざまな部分がこの人の作品に影響されている。本編を読みながら、長く待ち続けた星へ行く船シリーズ続編発売を知った当時の喜びを思い出したりしていた。そして、内容はもうそれこそよぉ〜〜く知っているのに、読みながら笑って哀しくなって笑って覚悟して…いまだに新鮮に反応できる。何度読んでも何年(何十年)経っても。この巻はあくまでもその後に続く、2冊で1冊。でもそれぞれテーマが別だからどうしても2冊、タイトルも別。というお話。続きを知りつつ辛くなりつつも尚、次を楽しみにできるのは、幸せ、なのです。

  • 青龍 さん

    途中、別の本を何冊か読みながら、ようやく読了。内容の懐かしさよりも、あとがきの長さにびっくりした。これから先、この長さのあとがきにはお目に掛かれないと思う。最初に読んだ時の疑問、「あゆみちゃん、確かにいい子だけど、誰からも好かれる程か?こういう子を煙たく思う人、いるだろうに」 あゆみの能力(?)を知っている今でも、なんか、このあたりが、しっくりしない私です。 それより、素子先生、デビューから40年ですか...リアルタイムでこのシリーズを読んでいた私達も、年をとるわけだわー。

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新井素子

1960年東京生まれ。立教大学独文科卒業。高校時代に書いた『あたしの中の…』が第1回奇想天外SF新人賞佳作となり、デビュー。81年『グリーン・レクイエム』で、82年『ネプチューン』で連続して星雲賞を、99年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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