絵本天の笛

斎藤隆介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784333003877
ISBN 10 : 4333003873
フォーマット
出版社
発行年月
1978年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,31p

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読書メーターレビュー

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  • 雪うさぎ さん

    雲の上から降りてくる美しい音色。天の笛とは春を告げるひばりの鳴き声。生き物にとって冬を越すことは、命懸けのことなのだ。みんなのために太陽のカケラを取りにいくひばりの姿。天に向かって必死になって羽根を打ち振り、命果てていく姿が余りにも小さく感じられ、儚く切ない。最後のページのために、この本はある。そこにはひばりが命を懸けて運んできた春が満ち溢れていた。しかし、一番待ち望んだはずのひばりの姿がないことがとても寂しい。もし今、目の前にひばりの亡骸があるなら両手でそっと握りしめ、手厚く葬ってやりたい。

  • いろ さん

    春の田に声を聴くと必ず姿を見つけるまで探したくなる雲雀。ちょうど「モチモチの木」「ソメコとオニ」などで親しんだ斉藤隆介さんのお話だったので手に取ったが,絵が藤城清治さんとは☆ 母(私)いきなりテンションあがるw 9歳男児も「スゴイね!どうやって描いたのかな?」ぼかしに顔を近づけじっくり見ている。異例の長雪で生き物達の命が…雲雀が我が身を打ち捨てて太陽のかけらを取りに行くお話。空高く行き太陽に焼かれるところは,イカロスを思い起こしたけど,こちらは「皆のために」と自己犠牲。雲雀の一途な思いに胸が熱くなる。

  • ochatomo さん

    「ベロ出しチョンマ」からの絵本化は滝平二郎さんが有名だが、これは藤城清治さんの絵 『ピイチピイチピチピチリートルリートル…』 1978刊

  • 紅花 さん

    昔話らしいお話。声だけで姿が見えない雲雀の悲しいお話。

  • あおい さん

    地上が雪で覆われ鳥達は死を待つばかり。仲間の為にひばりが太陽を目指す。小さな体が吹雪にまみれ北風に行く手を阻まれようと諦めなかったひばり。尊い自己犠牲。藤城清治さんの絵が美しい。

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人物・団体紹介

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斎藤隆介

1917‐1985。東京生まれ。明治大学文芸科卒業。北海道新聞、秋田魁新報の記者をつとめたのち、日本放送協会のライターとなる。1957年に東京へ戻り、創作活動に集中。1968年に短編童話集『ベロ出しチョンマ』(理論社)で小学館文学賞、1971年に『ちょうちん屋のままッ子』(理論社)でサンケイ児童出版

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