フォーチュンクッキー 幻冬舎文庫

斎藤綾子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344401396
ISBN 10 : 4344401395
フォーマット
出版社
発行年月
2001年08月
日本
追加情報
:
16cm,251p

内容詳細

俺たち三百回やったら別れようぜ。初めてセックスした夜、つながったままの恰好で男は言った。それが不幸なのか幸せなのか、わからない。今わかっているのは、この男が最高に気持ちよくって、一番感じるということだけだ―。ギラギラの文体で描く、不滅のエロティシズム。レズビアン、ヘテロ、バイセクシャルたちが巻き起こす二十六の愛の形。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    しかしまぁ、次から次へと。(苦笑) 平日の午後、仕事もしないでこういう小説読んでると、あらあたし、一体こんなとこでなにやってんだろ?って不思議な感覚にとらわれますね。解説で俵万智さんも言ってるように、彼女のセックス描写はかなり刺激的で豊かだし、魅力的なんだけど、そればかりじゃないんです。いかんいかん、沸騰寸前の脳みそ冷ましにワークアウトしてきます。(笑)

  • 姉勤 さん

    表紙で気づくべきだった。決して占いの本ではございませんので、占いに興味津々なローティーンなどは手の届かないところへ。 しかしまあ、ローティーンの頃の様になって読んでしまいました。26の短編、官能というにはカジュアル?なのか。健康な心身があるのなら、御縁か奇縁か、はたまた因縁でも今生で一度..三度くらいは。

  • 団塊シニア さん

    簡潔で豊かな描写が26の愛の形として表現されており、過激であるが細部まで書き込んでいく不思議な文体が魅力の短編集です。

  • 牙生えかけのサイコ さん

    性に誠実(忠実?)な女の子たちの26の短編集。彼氏がいるのに、夫がいるのに、ダメダメこんなことってェ〜!とか叫びながら自分で下着を脱いじゃう女の子ばっかりで「おいおい」と思いつつ、ツルン!とかポーン!とか軽快な擬音満載の独特なテンポに思わずハハハ!と笑ってしまいます。全裸のサンバカーニバルに紛れ込んだような気分で読み進めると、たま〜に彼女達の孤独や不安が垣間見えるのがツボ。でもそんなの気持ちイイから関係ねぇよッ!と言わんばかりに行為に没頭する姿が、何だかタフで清々しい。ただの官能小説で終わらない一冊です。

  • どあら さん

    色んな恋愛とsexのパターンのお話。

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人物・団体紹介

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斎藤綾子

作家。1958年、東京生まれ。『愛より速く―二三歳、性の自叙伝』(JICC出版局、のちに新潮文庫に『愛より速く』で収録)で、自らの性遍歴とバイセクシャルであることを告白して衝撃デビュー。以来“女の自由と快楽”という視点から数々の小説を発表し、性のオピニオンリーダーとして、幅広く支持されている

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