グリックの冒険 岩波少年文庫

斎藤惇夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001140453
ISBN 10 : 4001140454
フォーマット
出版社
発行年月
2000年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,357p

内容詳細

飼いリスのグリックは、北の森で暮らす野生のリスの話を聞いてあこがれを抱き、カゴから脱走して冬の近い北の森をめざす。小学校中級向。

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読書メーターレビュー

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  • アナーキー靴下 さん

    再読。『ガンバの冒険』として有名な『冒険者たち』よりこちらの方が断然好きだ。一番好きなのはやはり、流された舟の上で絶望しかけたグリックがのんのんを見て虚勢を張るシーン。どうしても男性的と捉えてしまうが、そうではなくこれはノブレス・オブリージュ精神として、自身も持つべきものなのだ。作品としての魅力は、冬というタイムリミットがある旅路、刻々と秋が深まってゆく描写が実に素晴らしいこと。ただ、金子兜太氏が言っていた、季節感の感受力は大人になって備わる、という話は私もその通りだと思うので、子供向きではないような。

  • たつや さん

    「冒険者たち」を先に読んでますが、シリーズとしては、本作が1巻目にあたる。昔、「ガンバの大冒険」は子供の頃にテレビでよく見てましたが、リスのエピソードは記憶にないので、新鮮な気持ちで読めました。実際に、著者の飼っていたリスが逃げたことが、執筆のヒントというのも面白い。分厚いけど読みやすい。

  • レモン さん

    小学3年生の頃、国語の授業で毎回少しずつ先生が読み聞かせてくれ、大好きだった本。特に中盤のドブネズミとクマネズミの戦いに、ドキドキハラハラしながら聞いていたことを思い出す。ペットとして飼われるシマリスのグリックが、仲間がたくさん棲む北の森へ数々の試練を乗り越えて進む姿にグッとくる。私にとって思い出深い作品。また、薮内さんの描かれるリアルな動物の挿絵がとても素晴らしい。図鑑の挿絵画家もされていたらしく、キャラクターじみていない挿絵がストーリーで描かれる過酷な現実とも非常にマッチしている。

  • ステビア さん

    かれこれ14,5年前だと思いますが父が持っていた本書のハードカバー版を手に取ったことがあります。冬の曇りの日だったと思いますが、一日で読み終えてしまいました。グリック・のんのんのカップルに胸をキュンキュンさせていた記憶が(笑)今でも筋を大体覚えていました。ガンバのかっこよさは大人になってからの方が沁みるんじゃないかなあ。傑作です。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    グリックは家で飼われているシマリス。ある日伝書鳩のピッポ―からシマリスの住む北の森の話を聞いて北を目指します。北の森が雪で埋まってしまう前にたどり着けるでしょうか? 『司書と先生がつくる学校図書館』より6年生向け。

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