古代研究 6|2 国文学篇 角川ソフィア文庫

折口信夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044002039
ISBN 10 : 4044002037
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
464p;15

内容詳細

従来の日本文学における“時間”“作品”“作家”の概念を根底から解体し、民俗学的国文学研究として、特異な分野を拓いた折口信夫。その国文学の“発生とその展開”に関する、和歌史を主題とした具体論にして各論。「女房文学から隠者文学へ」「万葉びとの生活」「古代民謡の研究」など、古代と近代との対立と融合をめざした、折口万葉論の集大成ともいえる13篇を収録。貴重な全巻「総索引」付き。

目次 : 短歌本質成立の時代―万葉集以後の歌風の見わたし/ 女房文学から隠者文学へ―後期王朝文学史/ 万葉びとの生活/ 万葉集の解題/ 万葉集のなり立ち/ 万葉集研究/ 叙景詩の発生/ 古代生活に見えた恋愛/ 古代民謡の研究―その外論に沿うて/ 日本書と日本紀と/ 相聞の発達/ 日本文章の発想法の起こり/ お伽草子の一考察

【著者紹介】
折口信夫 : 1887(明治20)年〜1953(昭和28)年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく、広く学問研究と表現活動を続けた。没後、全集にまとめられた功績により日本芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ∃.狂茶党 さん

    ある程度、折口的には区切りかもしれないが、ここにあるのは入り口の議論であるように思える。 言葉の世界は、現実がそうであるように、孤立してあるわけではない。 プレパラートに切り出されたようなものを、いくつも顕微鏡で見ていく。 国文学とはそのようなものであるようだ。 時の変化、時による変化。 そういったものを、折口は解読せんとする。 その、折口の読み自体も、取り込まれていくし、本を読むことは、読みの迷宮に参加することでもある。 だって、結晶化する前の、流動的な言葉なんですから。

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折口信夫

1887年、大阪府西成郡木津村生まれ。天王寺中学を経て國學院大學卒業。のち國學院大學教授、慶應義塾大学教授。国語学・国文学・民俗学・芸能史を研究し、独自の学風を築く。また釈迢空の名で歌人・詩人としても知られる。1953年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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